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■ 中毒性日記 2004
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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午前3時、外気温4度のまた寒くなった街を車は駆け抜けてゆく。木曜の店は、さしずめ店にある外国製のアンプといったところか。その答えは文末で。

木曜日18時から取材を受けた。「SUNTORY Quarterly」74号(4/24発売)分「心地よくウイスキーに酔えるバー」に選ばれた。第三回は西日本のバー特集で、京都・九州、そして神戸から計3店舗が掲載される。店の紹介の横にはエッセイがあって、今回は何回か前の芥川賞作家・大道珠實さんらしい。「僕のエッセイはいらんか?」と言ったら笑いながら丁重に断られた。>>>(関連日記)

なんでウチなんだと、取材が終わった今でも思っている。業界本だから宣伝にはならないかも知れないが、写真も含めクオリティの高い冊子だけに、客観視を持つ意味でも楽しみではある。しかし酒を知るのなら「志賀」ではない。

僕は言った。「オーセンティックな店や酒を求めるのなら、その途中の店かも知れない けれど僕は酒を語るよりは人を語りたい バー本来の止まり木という呼び名もいいけれど、隠れ家よりは『家』と呼ばれたい」これが全てだ。

開店時間を少し過ぎて取材・撮影は終わった。僕を撮るのにフィルム一本使うという、ナンとも不思議で贅沢なモノだったが、モデルのように色々ポーズを付けようとすると「そのままで結構です」と冷静に言われ、脳裏を過ぎったJJモデルのような笑顔や腰に手を当てるポーズは揉み消されてしまった。

「角瓶のCMに毎日飲んでる僕を出しませんか? その方が『近い』とは思いませんかね」と同行した東京の広報女性に言うも「私もそう思うんですけどねぇ」と嘲笑に近い愛想笑いを浮かべられた。ケミカルシューズ、基、ケミストリーで若者達は「角」を飲むのだろうか……。

とにもかくにもこの本、なかなかイイ感じだ。何人かに頼んでいる「代理日記」のように、僕と店を外から眺めることも必要な時だ。東京に行く日曜日から月曜にかけて、BARに行ってみよう。そうしようと思う。

ラグビー選手達との異様な「飲み」は、その前後にする。


※ヨソジー志賀(四十路・6月で)の「たまに吐くならこんな店・番外編
【その後、向かいの玉撞き屋で待機していた 気が付けば、金曜になってた 店のアンプ名、つまりサントリーの缶コーヒー名みたいだったわけだ】

加納町 志賀とはどんなヤツ?
>>>プロフィールとバイオグラフィー(一部)はこちら……

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