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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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えら寒(関西では「さぶっ」と読む)の神戸である。「夏は短かったけど、9月以降に残暑が来るザンショ」と誰かが言っていたが、そんなものはアッと言う間だった。ナンダかおかしな気候であることには変わりない。

14日の日記で色々アート系の映画について書いていたが、「野生の夜に(92年 フランス)」もabシネマで観たな。結構好きな映画だった。と言っても、今日のタイトルは店での出来事についてだ。

気が付けば男二人3時間、がっぷり四つ(相撲で言うよね、どんな字や?)で飲みながら話す。別に抱き合ったわけではない。女3人寄ればナンとかと言うが、男二人ならやはり「野生の夜」だ。女の子の話に決まってる。

隠し撮りや盗聴などされようモンならえらいことの会話に、どちらからともなく「男ってアホやね」と、ため息混じりのセリフがこぼれた。そう、男はバカでアホでカワイイ生き物だ。断言する。女性の方が強い。それを「したたか」と言う人もいれば、「立ち直りが早いのが女性だ」と言う人もいる。つまり男は過去を背負い、酒を飲み愚痴を言い、「求めて送ったメール」を待つ間に不安に思い、その返信に一喜一憂する、情けなくもカワイイ・愛くるしい動物なのである。

深夜男が帰っていった。見送るその背中はとてつもなく大きいが、なぜかいつもより哀愁を帯びていた。余韻に浸るべく僕は向かいの玉撞き屋を覗き、チャーさん(>>>10/15日記参照)追悼の意味も込めて、件の若者(>>>8/22日記参照)と玉に興じることにした。このまま帰るには寂しい、野生の夜だった。

朝、コートの襟をボギーのように立てるには、まだそれほど寒くない。三宮を出る僕の背中には多分、出て行ったあの男と変わりなく「哀愁のカサブランカ」「よろしく哀愁」と書いてあったと思う。郷ひろみはええ唄、歌っとったな。


※「志賀」本日のコトゲンゴンその13《一(言)・提(言)・一過(言)》
【ホント、男ってアホやなぁって思う でもそんな自分に酔ってるんやろね 事実、いつまでたっても僕は自分が大好きである おほほ(久しぶり)】

※ラブリー志賀の「干しぶどう日記・8日目」>>>キッカケはコチラ!
【落ちる落ちる、十粒は落ちている よってぶら下げることを断念 寝かせて日光浴である 思い切って一粒食べることにした しっ、しかし!まだその時僕は、その後起こる出来事を知る由もなかった……つづく】

加納町 志賀とはどんなヤツ?
>>>プロフィールとバイオグラフィー(一部)はこちら……

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