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■ 中毒性日記 2012
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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日中は10度まで上がった17日火曜日。調べるとこの日の最低気温は4度。1995年1月17日は1度と少しだったようだ。震災のあの朝は、とても寒かった。

夜。店に着くと、留守電が点灯していた。その主はゴルフ場。僕は会員権など持ってないが、それは結構な名門コースからで「昨年はありがとうございました また今年もぜひいらしてください…」といった内容だった。もちろんそのコースのメンバーではないし、去年4回ほどしか行ってない僕にそんな「営業」電話である。

ちょうど預託金返還時期を迎える名門コースは、兵庫県にも結構ある。昔は投資目的で購入されたコースも今はそれほどの価値はなく、それならば預託金を返してもらおうとする会員が殺到、しかしそれらを返せる体力のないゴルフ場は多い。こうした電話での、珍しい営業も必要になってきたようだが、バブル期にやらなかったことを、今更焦ってやってしまうのは不自然極まりない。時すでに遅しの感がある。

空前のゴルフブームは周知の通りで、誰もが身近にゴルフを感じられるようにはなった。その昔、男子プロゴルファーと言えば「プロ野球選手のオフ」みたいな服装(襟の立ったポロシャツ&スラックス)髪型(なぜかパンチ)が多かったし、女子プロは「女子プロレス?」(失礼)と見間違わんばかりのイカツイ選手が多かった。それが今ではクラブの進化により細身の女性が扱えるようにもなり、そんな女子プロも増えた。そして若手の台頭が拍車を掛けて、マチをそのまま歩けるようなウェアもバリエーションが増える。カジュアルゴルファーが多くなった所以だが、その分、マナーの低下(それを注意できないゴルフ場)が増えたのも問題だ。

各コースあの手この手で集客を図る。キャディを付けないセルフプレーが主流となり、気軽にゴルフができる。確かに客層の幅も広くなった。今思えば、僕が初めてコースに出た25年ほど前には、セルフプレーや2サム(二人だけでのラウンド)などなく、キャディ付きでプレーフィーもかなり高かった。駐車場には軽自動車がいない時代、マナーにうるさい諸先輩達のお陰で鍛えられた。「教えたがり」の多いゴルフではあるが、あの頃経験した様々なことが、今は役立っていると思う。

プレー人口が増えるのはいいことだが、ゴルフ場の安売りは悲しい。
いや、ゴルフ場の「風格」「敷居」の安売りと言うべきか。

いずれにせよ老舗が苦慮する現状は、マチとよく似ているようだ。


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※今日のヒトゴトではないヒトコト&ヒトリゴト&ヒメゴト
移転したarflexのレセプション、明日やな…行くべきかな

※志賀氏的伝言板
そろそろ練習しときますっ! 】 


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