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店に入る前に近くの中華を覗くと、シャッターが下りていた。 10日の日記 に書いておきながら忘れていた。そこの中国人家族の親戚、お母さんの妹の婚礼出席だった。店が終わるまで腹を空かせて、その後夜な夜な徘徊するしかない。
いつもあるはずの灯りがないのは寂しいものだ。近頃の寒さが余計に身に染みて来る。そう言えば、また年末に送るハガキを考える時期である。筆を持ち、今年はどんな字を書いてレイアウトにしようか。清水寺でやるような今年の漢字で言えば、僕の一文字は何だろう？そろそろ決めたいと思う。
Jリーグで一時的（？）に監督をやっていた同期から連絡が入る。45歳と言えばそれなりの年齢で、そんな指導者や社長や部長だっている。僕は1995年からずっと家主のような店主であり、98年デザイン事務所を独立してから一人であるものだから、そういう仲間からの連絡を受けてその立場を再認識することで、この年齢を知る。チームの関係者を紹介してくれた。有り難い、同い年である。
そうしていると深夜、M吉くんが差し入れを持って飲みに来た。僕がいつも腹を空かせていることを知ってのことだが、とても嬉しい気遣いだった。不思議なものだ。お客様が少ないと嘆き陥るスパイラルは、大抵空腹からやって来る。そんなタイミングの差し入れである。彼になら、抱かれてもいいと思った。
何となく、いい空気になって来た感じのする店である。灯油のファンヒーターの匂いも、お客様のいなくなった時間に心地いい薫りとなっていた。
※今日のヒトゴトではないヒトコト＆ヒトリゴト＆ヒメゴト
【 週末が楽しみである 】
※志賀氏的伝言板
【 23日勤労感謝の日は休みます 何をするかは…またココで】
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