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■ 中毒性日記 2009
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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ゴルフ「プレジデンツ・カップ」の興奮が覚めやらぬ連休明けである。何せ、再放送まで観たくらいだ。その後のコメントで日本協会側は動員数や人気に翳りを見せないよう、石川遼の海外挑戦に待ったを掛けたい様子だが、将来の大器ならばまだしも、もう既に器が違う彼にはどんどん海外に行って欲しいものである。本人は、数年は日本ツアーに出る意向を示しているそうだが、野球にしろサッカーにしろ、本場と言われる場所にしか、その器を受け入れてくれる舞台はないだろう。

さて、灯台下暗しという言葉がある。大正デモクラシーとは関係ない。真下が暗いように、身近なことほどかえって気付きにくいという例えである。店には3箇所、入口近くのソファーと奥のソファー、そしてトイレのドア足下にティーライトキャンドルが置いてある。最初のお客様が来られた時から、それらに火を灯す。カウンターやブラケット、ダウンライトの白熱灯と同じトーンのキャンドルが、薄暗い店のいいアクセントになっていてもう10数年になる。全体に照明を調光して暗くした分、キャンドルでポイントを照らそうという発想だった。

その間、近所のバーのキャンドル発注に便乗させてもらっていたが、その店はもう何年も前になくなり、ゾウビルのクラブの男に「向かいの店のキャンドルがめっちゃ安いですよ」と教えられ通ったが、その店も数年前に潰れた。そこはゴスロリ系の怪しい店で、どこかSMともカブる雑貨が多い店でもあったので、人目のある時間に入るのは躊躇した。そこのミニチュアダックスにいつも吠えられた。僕がゴスロリファッションでなく、SMの匂いがしなかったからなのだろう、多分。

その後、ネットで探せば、今までの単価より更に安いキャンドルが見付かり、やれ中国製だ英国製だと購入してみたが、案の定驚くほどに減りが早いヤツもあれば、真ん中の「芯」だけポロッと取れてしまうものまであり、この手合いの消耗品は、安さに飛びつくのも困ったものだとやはり学習を何度も繰り返したのだった。

そうして理想的なキャンドルを見付けたが、そこもマチの閉店と同様ずっと「売り切れました」の表示が画面上に出ていて、それはまるで限定セールを何年もやってる店のようでもあり、再開のメドが見えなかったので他を探した。もう結構何年も、理想的なキャンドルを探し続けていた。こうなりゃ、三重県カメヤマロウソクまで行ってやろうかと思ったが、そこはセコくコストパフォーマンスを追求した。

で、冒頭の灯台下暗しである。どこも平均すればティーライトキャンドルは4時間くらいで、それが普通だと思っていた。一人で店をやってるデメキン、もといデメリットは、トイレチェックとかキャンドルが消えたとか、ノックがして扉を開けに行くとか結構面倒なのである。それが、あるサイトによれば6時間タイプがあるではないか。若干コスト高にはなるが、店の営業時間20時から午前2時まで、ちょうど一度も交換せずに使えるではないかいな。僕は小さな感動すら覚えていた。

「灯台」は、その昔の照明器具までをもそう称していた。

僕の踏み締める店のソクセキも、開いてる時間はずっと照らしてくれている。


※今日のヒトコト
…って、それほど大袈裟な話なのか?

※志賀氏的伝言板
日曜の jimmy choo氏との対面、どうしよっかな?


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