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■ 中毒性日記 2009
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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火曜午前中しとしとと雨が降った。その午後須磨月見山経由で南京街へ、そして居留地へと向かう。もう車のエアコンより、窓を開けて走る方が気持ちがいい。

近頃日記をサボり気味である。書けないほど忙しい訳でもなく、かと言って書かなければという強迫観念もない。ネタ探しに奔走するよりも(思い付いたことは携帯にメモはしているが)、徒然に認めることに慣れている。この日記をどれだけの人が見ていてくれるのかは分からない。それがどういった作用を人に及ぼすのかも。しかし何よりも、大袈裟に言えば自分の証しでもあり、このデータベースが礎にも足跡にもなるから続けてる。書けない日も、それは行間のように意味がある。

夜、開店すぐに久しぶりのお客様が来て暫くすると、御影蘇州園の面々が旧居留地cafeCARTAでの宴会の流れで来てくれた。この店で団体の対応をするには、今の僕には体力もスキルもないので躊躇することもある。しかしやはりこの時勢に有り難いと、そこは45歳もハッスル(死語)した。今日はよく眠れると思う。

お客様が引けて、近くの中華を覗く。珍しく、二組一人ずつのお客さんしかいなかったので、「最近どう?」と、そこの息子(石雲龍〔セキウンリュウ〕くん20歳 頬のホクロから毛が10cm 1万円で支払う際「ゴメンね、大きくて」と言うと「オオキイノ、ダイスキデェス」と返してくる)に聞くと「タブンコンシュウハヒマデス オオガタレンキュウガアリマスカラ」と流石外国人向け日本語情報処理2級の分析力を見せた。実はよく解らない理屈であった。

マチの飲食同業者のルールとして、そういった状況の会話で「ウチは結構忙しかったよ」という返しはしないという暗黙の了解がある。「そうなんやぁ、ウチも暇やで」とわざわざ言うのはイヤラシいが、少なくとも声高に言うことではなく、ふむふむと頷く方が関係性が保たれる。街角でビラ配りをする店があるが、それも何だか自らをこんなに素晴らしい店だから来て下さいとアピールするようでオカシイ。日本人特有の一歩引いた謙虚さは悪いことではないが、出過ぎても引き過ぎても、街場に息づく人々との共存とは成り難い。田んぼの真ん中の一軒家とは違うのだ。

ある人の話した言葉を思い出した。

「市長が自分の街をPRするのは、自己紹介で自分は良い人であると言うのと同じで違和感がある 誰かが評価することが大事だ」

僕は昼の仕事以外に夜、ルーティンに近い日々で店に立っている。自分の家のような店だから他人に評価されるのも少し違うが、誰かが必要だと思ってくれるのならば店に立ち続ける意義もある。ただそこには、僕の居心地の良さがまず必要だ。

あとは、アナタが決めればいい。


※今日のヒトコト
あえてPRをすれば、マチのため息を「息吹」に変えたい

※志賀氏的伝言板
五連休初日、19日はバーテンダーズナイトに参加せよ!


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