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土曜日、盆休みのせいか日中は車の数は少なかった。静かなマチだ。
タイガーがまた好調な今年最後のメジャー「2009全米プロゴルフ選手権」を連日観ているが、ビッグドライブを続けているスペインの若手、アルバロ・キロスがなかなか凄い。190cmを越える身長で、606ヤードのロングホールのセカンドをグリーンに届かせる飛ばし屋は、今後確実に上位を脅かす存在になる。画面が彼を捉える度に実況が「キロスです」と言うのを、「ヒロシです…」と聞こえてしまう志賀でございます。(そう言えばヒロシは、野際陽子との旅番組でしか観ないな)
個人的には予選ラウンドを石川遼と回った、僕のお手本にしているA・スコットが予選落ちしたのは少々テンションが下がりかけた。しかし何と日本ツアーでもお馴染みのB・ジョーンズがいい位置にいる。先の2日、遼クンが優勝した「サン・クロレラ クラシック」で、最終ホールまでもつれ込んだあの選手だ。石川のバーディーフィニッシュを演出したカタチとなったが、ジョーンズがバーディパットを外した瞬間、心ないギャラリーの歓声や拍手には閉口した。賛辞や労いではない。日本スポーツ文化の未成熟は、観客のマナーにも因るところが大きいと思う。
プロとして「観客を味方に付ける」パフォーマンスは重要である。自分達にはできないという驚きも含め、羨望の眼差しで釘付けにされることを観客は望んでいる。無論、贔屓のチームが勝つに越したことはないが、対戦相手を「敵」として観る以外にプロフェッショナルという見方をすれば、いいプレーは認めるべきなのだ。翻って応援するチーム、個人の怠慢なプレーにはクエスチョンを投げつければいい。良いものにはエールや拍手を惜しまず、悪しきものにはブーイングを送る。
なぜならプロスポーツのフィールドにいない僕らは、他に舞台を移しその場所で我を張りながら自分の足で歩いているはずである。それを周りにとやかく言われたくもないし、他人の悪評を肴に僕らを応援されても、いい気などする訳がない。
欧米、特にメジャースポーツほどに観客は楽しみ方を知っている。それでもプロかとなじる前に、それでも観客、サポーターかと言われないようにしたい。
※今日のヒトコト
【ワールドカップや世界選手権などの地元観客のマナーは、「その国の民度である」とまで言ってもいい 2016年東京五輪が実現し、2019年ラグビーワールドカップ日本開催となれば、招致で満足せず、 大会終了までが重要であるのだ 】
※志賀氏的伝言板
【 「17日(月曜日)」休みです 】
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