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■ 中毒性日記 2009
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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水曜日。午前11時くらいには、マチを歩く人々が各々に太陽を見上げていたことだろう。知人のブログも、それをタイトルにする人が多かった。皆既日食(念のため言うが、怪奇日本食堂の略ではない)は46年ぶりだという。僕はすっかり忘れて眠っていた。次は26年後だそうだ。71歳じゃないか。どこで見ようか。

その夜、ある女性に「なんだか同じ空気を持っています、リリーさんと」と言われた。「私は泣いています」のりりィのことではない。リリー・フランキー氏に会ったことのあるその女性は、直感的に「同じ匂いがする」と僕のことを思ったらしい。風貌はともかく、どこか色気のあるチョイではないワルおやじで、色々マルチな才能に溢れている氏に、僕を重ねてくれたとは嬉しい限りである。

そんな言葉に気を良くして、店を片付けそそくさと、遅めの夕食(夜食?)をいつもの中華に行こうと窓越しに覗くと、定食の山盛りご飯に顔を埋めて眠る大男がいた。店の中国人息子(20歳 頬のホクロから毛が10cm)に、オキャクサン、オキャクサンと肩を叩かれている。ご飯粒を顔中に付けて起き上がった大男は、さっきまで店にいた神戸製鋼の元ラグビー選手だった。

僕は食べるのを止めにした。

踵を返し店に戻り、帰路で食事をとることにした。

46年ぶりも凄いことだが、僕の日々も凄いと思う。そんなことを想いながらふと空を見上げてみたが、いつもの深い夜の空だった。あぁ皆既、回帰ならず。


※今日のヒトコト
アイツ、ちゃんと帰れたやろか ご飯粒付けたまま…

※志賀氏的伝言板
今月は、ゴルフ無理です


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