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月曜もいい天気が続くが、火曜は久々終日の雨らしい。これで桜も散り、花粉症ともおさらば(死語)といきたい。何せ近頃の快晴で、ヒノキ花粉にも微妙に反応する毎日である。鼻水と目がしょぼついて、突然クシャミが出たりする。クシャミ分析に関しては左に出るものはいないと言われている僕なのであるが、今日の日記で少し「クシャミの世界」について語ってみようと思う。
大きく分類すると、「ハッキリとクシャミをする人」「我慢しようとする人」の2パターンがある(そのどちらにも、手で口を覆うかそうでないかにも分かれるが、ややこしくなるのでここでは語らず)。前者をA、後者をBパターンとする。
Aには、「ハクション!」としっかりと聞こえる“ 大魔王系 ”、ハがヒャになる“ 百姓系 ”、及び“ のぞみヒャッ系 ”、そしてアクション(Action!)やリッスン(listen!)のような英語イントネーションに働き掛ける“ 訴求系 ”がある。ちなみに、主にアクションは映画監督、リッスンは英会話講師に多い。
方やBパターンは、志賀総研の統計によると1973年以降生まれに多く見受けられる我慢型である。一説に因ると、あくび同様、人前でクシャミをする事が恥ずかしいとされる時代背景(戦後〜50年代に生まれ育ち、後に親になる世代にこの傾向がある)がそうさせているようである。周囲を気遣ったつもりが、クシャミには聞こえないゆえに「ブブッ」と不可思議な音となり、これをビートルズ来日の際に前座を務めたドリフターズにちなんで“ 高木系 ”と名付けられたのは有名な話だ。(番外として、そのドリフ加藤茶に代表される嘘クシャミ「エッ…クシュン!」があるが、人間の生理現象には反した行為として本項目では除外した)
Aパターンの人は男性に多く、自分の存在をクシャミで認めさせる意味もある。大きくアピールする事で他人を振り向かせ、ココにいるよと見付けてもらう。しかしこうしたハッキリと聞こえるクシャミは平成に入る頃から鳴りを潜め、主に飲屋街とされるガード下や建築現場くらいにしか見られなくなる。その現象、減少は多分に、mixiの出現に因るところが大きい。その出来事を称して、ミクションと言う。
アメリカに於いては、クシャミをすると「God bless you.(神のご加護を)」と言ったりする。くしゃみをしている間に魂が肉体から抜け出て病気になるという迷信があり、そうならないように神に祈る事からそう言うという定説だが、日本では「Kato bless you」とし、加藤茶の域にはまだまだ達していないと揶揄される。
嘘クシャミを会得する事は、高度成長期の日本に於ける一流企業に就職する事と同じくらいに意義があったが、それに叶わない庶民は、その行き場のない憤りを本物のクシャミにぶつけていた。クシャミが出そうになる際に、あえて手で覆う事もしないで大きく口を開けたまま、しかしその口を塞がずにクシャミをする。それが世に言う「初代ウルトラマンの声」の物真似となり、主に京都山科の山階小学校辺りで、田中角栄の物真似と共に一世を風靡していた。1970年代前半の事である。
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※今日のヒトコト
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