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■ 中毒性日記 2008
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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日曜午後Jsportsで、土曜日にあったラグビー日本選手権決勝の録画を観ていた。ニュースを見ないようにして、誰にも結果を聞かないままこの日を迎えていた。そもそも、野球やサッカーなら、何らかのカタチで結果がすぐに伝わりやすい。「阪神勝ったよな!」と言いながら入って来るお客様や、携帯電話にディスプレイされる速報とか。日本に於けるスポーツの認知度は、ほぼスポーツ新聞の紙面の大きさに表れる。WBC、ゴルフの石川遼…話題はそのままメディアに露出される。いい試合だっただけに、ラグビーを知らしめる方法論も熟考すべきだと想った。

土曜日は午後から大阪に出向いた。昨年11月、内野聖陽の「私生活」以来の舞台観劇である。ミュージカルに至っては、宝塚歌劇団しか観たことがない初心者である。「ドロウジー・シャペロン」はトニー賞5部門受賞のブロードウェイミュージカル。用意してくれた席は3列目の真ん中で、オーケストラ・ピットまでも間近に見えた。生演奏のある舞台は、これも宝塚以来である。音合わせ、チューニングが聞こえるほどに、開演の期待感も高まってゆく。

出演者は、皆個性的である。ベテランは、森光子の次を張るのか中村メイコ、小松の親分さん小松政夫、みんなオイラが悪いのさ尾藤イサオ、着の身着のまま木の実ナナ、ごきげんようの小堺一機がいた。濃い。WAHAHA本舗梅垣義明、いいんです!川平慈英、この舞台出演でR-1辞退なだぎ武も更に濃い。昨日の日記に書いたように、川平慈英が開演1時間前にも関わらず、人通りのない近所をランニングしていたのは驚いた。テンションの高め方は役者それぞれなのだろうが、そういった側面を偶然にも垣間見た事はラッキーだった。なだぎ武は、どう見てもディラン・マッケイだった。他にも歌や舞台の実力派(浦嶋りんこ、瀬戸カトリーヌなど)もあり、そんな中、妹藤原紀香は相当頑張っていた。贔屓目など全くない。

欧米のコメディ(特に英国なんて)は、国民性の違いからか理解に苦しむ(厳密にいえば理解はできても面白さがダイレクトに伝わって来ない)事が多い。特に関西人は吉本新喜劇に慣れていて、ベタでお決まりのボケ、笑いに対し、最後にはお涙頂戴の結末を期待したりする。やはり米国の原作ありきのコメディにはそういったストーリーの流れはなかったが、僕が観たかったのはそういう部分ではない。

唄、ダンス、そしてこの作品ならではのセリフ回し。プロスポーツ選手が見せる「肉体改造」のように、全てを新しく覚えて臨んだ今回の舞台。ステージは楽しむものだと舞台人、熟練者は言うが、その中に混じってのこの2ヶ月は必死だったんじゃないかと思う。神戸の兄ぃは、実は感動しておりました。

人に見られる仕事であるがゆえに、地位を確立したプロスポーツ選手や芸能人には、その場所に居続けるためには宿命がある。ならではの世界観を持ちながら、その精度を落とさず期待を裏切らず、時を経る毎に磨きをかける。年齢と共にその磨きにも時間と力を要し、光り輝き続ける事も容易ではない。

メディアには載らない、その弛まない努力を知っているだけにそんな事までをも想う。彼らとは違う世界にいる僕でも、その生き方は刺激的な手本でもある。

地位を確立したという点には、まだ及ばないが。


※今日のヒトコト
ノリくんが舞台映えするってのは、他にない武器やろね

※志賀氏的伝言板
化粧一杯で挨拶ありがとう(^_-)


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