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■ 中毒性日記 2008
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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水曜日。いつも大阪から送ってもらう店の乾き物、ふじやの法善寺あられの中に、節分の豆がサービスで入っていた。いっ、一日遅れやん!と突っ込みながらも、できなかった豆まきをやることにしたが、その小さなパッケージに、歳の数だけあるのかどうか不安になった。まずは食べる事から始めないと豆まき後では足りないかも知れない。今年45歳分をしっかり口に入れるには、まず10粒ずつ数えながら4.5回掛かる。なぜか、黙って食べないとと焦る。恵方巻きとごっちゃになっていた。

それでも、この4.5回の間に電話が掛かってきたりお客様が来たら、ご利益もなくなるのかと思いきや、もう既に節分は過ぎている事を思い出し、まぁいいかと誰に邪魔される事もなく黙々と食べた。残りは10数粒あったので、店の扉を開けて小さな声で「鬼は外!」と2度3度と投げていると、バツの悪い事に路地の向こうのホテルから男女が出てきたところに遭遇する。思わず、福は内と店に入る。

いつかにも書いたが、僕は未だに異様に目がいい。それでその男女もすぐに見付けてしまったんだと思う。視力検査の2.0はもちろん、機械でちゃんと測れば2.5まで見えた事もある。近頃電気使用料削減か、飲料のベンダー(自販機)にも省エネモデルが存在する。夜間は、ボタンを押すところの明るさだけで販売しているケースだが、そうなると周辺は明るくなくて、100円玉を落としてしまうと探すのに苦労するのだが、僕の場合、その微かな光に反射した銀貨を見逃さない。耳も異様にいいところもあり、落ちどころは判る。僕の店のように暗い店でも、お客様が何かを落とした時にすぐにどの辺りか判るのも、まぁメリットだと思っていい。

耳もいいと言えば、ガソリンスタンドに行くと、近頃のアルバイトはよく私語をするのが気になる。死語ならいいが、私語はNOだ。給油中はエンジンを切るので、バイト二人掛かりで来られた時には、ウインドウが閉まった状態でもやたらとくだらない会話が耳に入ってきて辛い。彼らは聞こえてないつもりだろうが、どっこい(死語)僕の耳はヘルイヤー、つまり地獄耳である。オレはバイオニック・ジェミーかとセルフ突っ込みである。(アメリカのドラマ 検索してみよう!)

それも店では役立っている。カランッと氷の音がすれば「お代わりいかがでしょうか?」と聞きに行く事ができる。反面、カウンター越しには秘密の会話ができないなと言われそうだが、その辺りは弁えている。一端のバーマンなので。

先日、神戸ホームズスタジアムでの神戸製鋼対ヤマハ発動機の試合の時に、目が見え過ぎて周りに気持ち悪がられた。僕達はバックスタンドに陣取っていたのだが、「平尾監督って、どこにいるんやろか?」と誰かが聞くので、「あそこにいるやん ほら、今ペットボトルの水飲んでる人 …隣の外人コーチに耳打ちしてる人」と指差した。平尾さんは遠くからでも、その独特の立ち居振る舞いで判る。しかし、周りの誰もが「どこ?どこ?」と聞いてくる。みんな、なぜ見えないのだろう。メインスタンドの上段、実況ブース左横の部屋に立っているのに…。

ってな訳で、僕の目と耳は異様にいい。要するに常軌を逸してるらしい。

アフリカだったら凡人なのに、ここ日本では変人だそうだ。


※今日のヒトコト
【髪の毛をアップにしてボリュームのあるヘアスタイルをつくることを、 ボリューミーと言ってる女性がいた  ムーディーと同じ造語か?】

※志賀氏的伝言板
「神戸加納町 志賀」その成り立ちと想いやデザインを掲載中  1月24日発売 >>>『Invitation3月号』〜世界に誇る ニッポンのバー〜】


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