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■ 中毒性日記 2008
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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大晦日からの店が明けて1日の朝、ごそごそと年内にできなかった掃除を終えたのは午前7時であった。JR新快速にはそこそこの人がいて、流石京都駅に着く頃にはホームにも人が溢れ始めていた。実家のある山科はすぐその先の駅で、滋賀大津の手前にある静かなマチだ。正月を京都で過ごす事は毎年変わらないが、閑散としたマチを眺めながらタクシーで実家に戻るというルートは例年変わらない。

2日、正月をただ食べて寝てだらだらと点いているテレビを観ていたら、CMが少々おかしな方に向かっていると感じた。コマーシャリズム本来の意、営利本位の商業主義である。広く告げる広告の意味合いも、タレント重視になった。例えば、最近目にするサザエさん一家のその後のCMは面白いが、肝心な商品名が何だったのか思い出せなかったりする。それは問題だと思う。その昔のサントリーのように、コピーの力や商品美を表現する。今年は、そういう仕事もしたいものだな。

家でそんな状況だと身体が鈍りそうだったので、通った小学校や中学や寺を歩いてみる事にした。自宅目の前の大きな公園では、キャッチボールをする親子や凧揚げに興じる家族がいて安心をする。しかし小学校の正門は新しくなっていて、寺も石畳や門構えが変わってた。ほどなく、住んでる頃は夏祭りで賑わったはずの西友に辿り着いたが、懐かしの焼きそば屋は都合により暫く休業だった。再開はするという。当たり前だが時が経てば街並は変わる。ただ、老朽化は仕方がない。問題は、そこに在ったはずのモノがどこかに消えた時だ。このマチは残されていて嬉しい。

夜実家を出て地下鉄に乗り、烏丸御池で降りる。J.LINDEBERG京都店長と新風館の副館長に新年の挨拶が恒例である。近頃は年明け早々なセールで、思わずJLキャップとニット帽を手に入れ、副館長に誘われるままカフェジラフへ向かう。今年の抱負に繋がりそうな、昼間の仕事の可能性について大いに盛り上がった。10代の頃から知っている相手だから、その同じトーンで言い続けてきた事をこうして定期的に時間を交わせば、限りなく実現に近付いてゆくものだ。

酒造メーカー、スポーツチーム、タバコ、缶飲料、イタリアの家具メーカー、ビーチサンダル、CM、代理店、インテリアデザインオフィス。クリエイティブディレクターとして、今年関わりそうな数々を話しているうちに、饒舌になる。

営業ではなく提案をする。

それは今までもこれからも変わらない、僕のデザインだ。


※今日のヒトコト
【神戸に戻ってきた  休みには静かでいい

※志賀氏的伝言板
新年は5日からの「予定」です  詳しくはココで】


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