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■ 中毒性日記 2008
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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水曜日、家を出て駐車場に向かう途中、秋らしい匂いがしましたよ。キンモクセイ、はい金木犀です。あまりにいい匂いなので鼻を近付けようとしたら、葉っぱにキスしてしまいまして、近所の子供達に笑われました。

その午前中、天気が良かったせいもあったのかとは思いますが、汗掻きまくりで何度も起きましたね。身体のダルさもあるから、どうやらまだ風邪気味のようです。洗濯物の多さが、独り者にはキツいですわ。デカい洗濯機が欲しいもんです。

いやね、ホンマ僕も思う訳ですよ。体調が悪いと、ネガティブな事ばかり考えがちです。おいおい、マチも静かやけど、景気どうこうあんまり関係ない店やと思ってたら、結構静か過ぎるやんか、こら何とかせんといかんぞ、その分、昼間の仕事で頑張ればええやん…あれ?そう言えば最近デザインって感じより事務的な作業みたいな事ばかりやってへんか?もっと頭をクリエイ恥部、もといクリエイティブに使わなあかんぞ、ってね。要するに、店では色んな人と会話して、昼には色んな人に会って、また新しきを共に創るって事に関わらないといけない訳です。

でもそういう時って、月並みやけど人が助けてくれるってもんです。いや、それを期待してるというんじゃなく、虫の知らせと言いますか、そういうものをキャッチしてくれる人はいるものでして。全く今のところは仕事にならない案件を親身になって聞いてくれている司法書士のT氏や、広がりそうな建築塗装の仕事に、プロマネ(プロジェクトマネージャー)に志賀がいいんじゃないか?って考えてくれてるマンガンM氏がいたり、さりげなく演劇のチケットを持って来てくれた生田川のSさんがいたり、僕を兄貴と慕ってくれる中々の男前が、その身内の男を連れて来て頼りになる話をしてくれたり、遠く葉山で来年の僕との仕事を想い、密に連絡をくれるビーサン職人がいたりと、やはり人には助けられるもんです。

そんな時思い出したのは、あの頃の事です。1995年1月に震災に遭って3ヶ月、自分の仕事が全くできなかった。その間、長田でシューズ工場をやってる先輩の手助けをしたり、リストランテのホールをヘルプしたりしましたね。でも、自分の足跡をまた付けたくなった。どうにも働きたくなる訳です。4月、たまたま教えてもらったのが三宮の加納町、今あるこの店の場所でした。資材の調達や職人の確保、あの当時ですから工事に4ヶ月掛かって8月のオープン。何もかもが、一人でできる事などなかった。ホンマ、今書きながら柄になく涙が零れそうなくらいです。

店は特にね、人が来なかったら成立しない訳です。自己満足もナルシシズムも時には必要だけど、翻って迎合はいらないと思うけど、たまに、たまーにね、折れそうになる時もある。そんなタイミングに、店があって良かったなと思える訳です。

誰にしゃべってるのかって?

自分にですよ。


※今日のヒトコト
でも、まだまだ働き足りないのだ

※志賀氏的伝言板
なぜか12日の日曜日は開けましょか…?

※お知らせ
【志賀クリエイティブディレクション担当  旧居留地東の京町筋(ジル・スチュワートの2F)に、7月13日オープンしました! >>>『cafe CARTA(カルタ)』


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