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■ 中毒性日記 2008
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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日曜日、垂水警察近くのサンゴルフで特打ちしようと思っていたが、セリーグのクライマックスシリーズ(CS)争いが面白くて、ロッテマリーンズ VS 日本ハムファイターズを自宅観戦する事にした。ロッテの勝利で単独3位。0.5ゲーム差で4位に日本ハム。贔屓のロッテはCS進出までマジック3が点灯。オリックスはあと1。俄野球ファンの僕としては、その2チームと西武の三つ巴を観てみたい。

ブログにはアップ したが、ここ数年のゴルフボールパッケージが面白い。全くゴルフをやらない人でもスタンダードな形は見た事があるかと思うが、競技に於ける大きさは決まっているので、まず3個入りの長方形箱に入っている。それを4箱横に並べて、1ダースは弁当箱のような箱に詰めて販売されているものが主流である。それがいつからそうなのかは分からないが、少なくとも僕が最もゴルフにハマった今から15年ほど前には、既にそうしてパッケージされていた。

ボールの大きさからそうなった経緯はあるが、ショップで平積みにされたり、ディスプレイの際の見栄えを考えて、どのメーカーもその既製サイズを挙って出した。近頃のキャディバッグには、ラウンド中の水分補給を考えて500mlのペットボトルを入れるポケット(中には保冷保温も)や、同じように、ゴルフボール1ダース箱がそのまま入るポケットもあることも起因し、それが当然のように広まった。

タイガーウッズがナイキと契約して言わずと知れたタイトルラッシュ。一気にナイキのウェア、そして後を追うようにクラブ、その他のツールが世界を席巻した。4、5年前だったと思う。ナイキは、NIKE ONEボールシリーズを、見慣れた長方形の箱から、3個入り箱を「田」のように立てて箱にまとめた。一つでは判り難いが、ショップでディスプレイされる姿は壮観である。そして、その後(?)同じくアメリカのメーカーキャロウェイが、ナイキパッケージの横版のように蓋を被せるタイプを出す。それは先に ブログにアップした ように、パティスリー、スイーツのパッケージのようであり、もうゴルフのものとは判らないくらいのものだ。

何かを変える事は、勇気のいる事だと常々思う。先人のソクセキや市場を真似れば、大抵無難に上手く行く。でもそれだけでは、作る事にはなっても新しきを『創る』という意味合いにはならない。既製品とは、製薬会社のプロパー競争、特許が切れた後のジェネリック製品のように、判で押したコピー品に近い。昔は回収し洗浄再利用した酒の瓶にも、今はワンウェイゆえのオリジナリティが求められている。それは香水のボトルに似た、中身がなくなっても残したくなるデザインだ。

他にないものには個性があったとしても、その模倣、「のようなもの」で溢れると紛れてしまう。しかし、他にないはずの個性が真似をされた時、つまりそれがスタンダードになった時に消えてしまった個性は、先駆者として残る。

とは言え、僕らは個性を、オリジナルを創り続ける仕事である。

記憶に残ったところで満足などできない。


※今日のヒトコト
【ボールのパッケージをまじまじと読む事はほとんどなかったが、今回の事でキャロウェイの箱を見ると 「最適なプレーのためには、ぜひキャロウェイゴルフクラブでプレーをお楽しみください」 と書いてあった これはおそらく、ボディシャンプーの詰め替え時に書いてある事と同じだな】

※志賀氏的伝言板
9月、ラストスパートですな

※お知らせ
【志賀クリエイティブディレクション担当  旧居留地東の京町筋(ジル・スチュワートの2F)に、7月13日オープンしました! >>>『cafe CARTA(カルタ)』


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