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土曜日、何もアポイントがないので自宅で今や遅しとそれを待っていた。ラグビートップリーグ開幕、神戸製鋼対NECのゲームである。金曜の店終わりに家でJsportsをつけると、たまたまその日にあったサントリーとSANYOの録画がやっていた。最高峰豪州代表だったあのグレーガンを獲得したサントリー、対して変わらず世界でもプレーし続けるSANYOトニーブラウン、併せて外人枠が増えたお陰で観られたビッグプレーが目白押し(死語)の攻防戦。開幕戦に相応しい好カードであった。そして開幕二日目の土曜、19時から大阪長居陸上競技場にて神戸の試合。昼ならまだしも、大阪で夜の試合は残念ながら行けない。
店の開店時間が20時だから、遅くとも19時半には家を出ないといけなかった。しかし、肉体改造という言葉が相応しい神戸の面々の体重増、そして大畑大介の両足首アキレス腱断裂からの復帰戦。これは是が非でも観たかった。しかし、首位が巨人の猛追で危ぶまれる阪神タイガースと、今季で最後の広島球場へ錦を飾るかの勢い、広島カープとの「デーゲーム」が、なんと19時を過ぎてもまだライブで行われていて、12回表、阪神鳥谷クンのヒットにより2者生還の時点で、僕は家を出るハメになった。ゆえに、ラグビーは観ていない。神戸、どうなったんやろか。
つくづく、ラグビーは不運だと思う。こうして一般に人気の高い、野球やサッカーの試合や話題と「カブる」事が多い。日本代表クラスの試合も、ただでさえテレビでやらないラグビーだから、スポーツニュースの「付け足し」フラッシュで流れるくらいである。それにも増して、日曜は石川県でヤマハとクボタの試合があるのだが、そのどちらにも所縁のないチームがなぜそこで開幕を迎えるのだろうか。確かに地方巡業は、裾野を広げる意味では素敵な事だとは思う。しかし今季平均入場観客数5000人超えを謳う日本ラグビー協会にしては、不可思議であろう。これも協会の会長、元首相が絡んでいるのだから仕方がないのか。ふぅっ。
相撲にしてもラグビーにしても、協会というものは厄介なモノである。一部に志の高い人間がいるが、まさに年寄株のように牛耳る人がいる事も否めない。昔から言っているが、極端に言えば、朝青龍や白鵬をオフ時期にラグビーで使うとか、アメリカみたいにスポーツを掛け持ちするくらいの柔軟性を持たないと、スポーツ相互の人気の翳りは埋まらない。どうにも現状のスポーツ界は、テコンドー審判に不服とし蹴りを入れた男や、大麻で陽性反応の出た力士、追放となったスポーツ選手を総合格闘技へとオファーを掛けるような傾向がある。
格闘技がダメだと言う訳じゃないが、アメリカの陸上とアメリカンフットボールみたいな、スポーツ間の掛け持ち選手を観てみたい。相互のファンも注目するし、それぞれの意見交換、子供達の選択肢も広がってゆく。選手が取られてしまうなどと狭い了見よりも、垣根を乗り越えて見える、その景色を浸透させるべきだ。
個人的には、室伏広治のNO.8、野村忠宏のスクラムハーフを観たい。
更に言うなら、柔道金メダル石井慧の、総理大臣ぶりも見たい。
※今日のヒトコト
【 大介、トライしたんやね 凄いなヤツは(^_^;) 】
※志賀氏的伝言板
【 月曜は11時前に、赤坂サカスだす 】
※お知らせ
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