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■ 中毒性日記 2008
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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不思議な気分だ。少々寂しい。

日曜日朝、3時間ほど寝て午前の元町にいた。
いよいよ、cafeCARTAのオープンだった。

オフィス街でもある日曜のこの場所で、初日はそれほどを見込めそうになかったが、身内関係者、それぞれの知人友人などの来店、そうかと思えば表通りを歩く人もちらほらと入店もあり、昼時を過ぎる。この店は、17時までランチメニューを出す。そこから夜はアラカルト、そしてコースメニューも用意する店である。夜にも閑散としている表通りとは裏腹にそこそこの来店があった。着席が70席ほどあるにしてはまだまだだ。やはりランチ需要の見込める、週明けからが勝負だろう。

100名前後のパーティーにも対応できるよう、色々設備(音響やステージ、フレキシブルなレイアウト変更など)を充実させているのも強みだ。土日など婚礼二次会の貸し切りが多いはずだが、この日相談があったのは、アーティストのライブやその打ち上げ。そういう使い方も、CARTAならではだと思う。個室もあるから、様々な使い方も考えられる。お客様が店を創る。その可能性は限りない店だ。

夕方まではお客様に徹した僕だった(ランチ×2食、デザート×?食、コーヒー3杯)が、その後に近くのオーナー宅でカミーノと飲んだマッコリと日本酒に火が着いて、夜はテンションを上げてバーカウンターに立った。一通りドリンクをつくり、グラスを吹きまくった。あっという間に閉店時間を迎えていた。

よく僕は、生み出した作品を「子供のようだ」と言ってきた。一人立ちするまで見届けたいといつも思ってた。勿論その気持ちは今でも変わらないが、今回は少し違うようだ。一人立ちを通り越して、暫く会えない家族のような感覚になっている。違う言い方であれば、祭りの終わった後という感じでもある。その場所にいた、みんなと握手をしたかった。でもそれは、涙が出そうで止めた。

借りていたロッカーから、もうココでは着る事のない自前の黒いシャツとパンツをカバンに入れた。デザインで関わり、店に立ったのは延べたった3日間だったけど、その場所での時間を忘れない。あとはそこに立つ人それぞれが、店を育ててゆく姿に委ねよう。繁栄を願って、僕はそこを訪ねる者となってまた戻って来る。

もう着る事のない服を小脇に抱え、一人帰る道すがら考えた。



「志賀」で着る事にする。




※今日のヒトコト
【このブログを見て来てくださった方が21名様いた ありがとうございました!  来られなかった皆様も含め、これからもCARTAをよろしくお願いします!

※志賀氏的伝言板
【志賀クリエイティブディレクション担当  13日オープンしました!『cafe CARTA(カルタ)』(旧居留地東の京町筋67番地 ジル・スチュワートのあるOTCビル2階)TEL 078-391-8900 営業時間 11:00〜22:00


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