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■ 中毒性日記 2008
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
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志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
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梅雨入りした関西、月曜日は終日寒いくらいの雨であった。

たばこのための成人識別カード「taspo(タスポ)」が手元に届いた( 画像はブログにて )。写真は3ヶ月以内のものとの指定があったが、まだ髪が長い頃で、なぜか人相が悪い(見たい方は店にありますのでどうぞ)。2018年の6月まで有効期限があるから、これで暫くはお客様のたばこを手に入れるため、自販機を使う事もできる。6月から近畿、北陸、東海にて使用できるようになった。

既に5月から実施されている九州、中四国、北海道、東北であるが、月曜のニュースでいきなり事件があった。福岡で母親が15歳の息子にtaspoを貸与して、喫煙を黙認していたらしい。その事実を通報にて確認し、実施後初の検挙となった。成人識別とは言え、この厳しさはあまり前例がない。いよいよ7月には首都圏にて開始となるtaspoの使い方に、釘を刺すカタチになったのである。

ICOCA(関東ならSuica)などの定期券機能を本人以外で使い回す行為は、当然違法である。しかしそれが検挙に至ったケースは聞いた事がない。近頃全く行かなくなったが、ビデオ、DVDレンタル店で他人の会員証を借りるのも、基本的にはNGなのだろう。しかしそれらを確認する術は、意外に見付け難いものである。「ご本人確認のため、生年月日をお願いします」くらいしか聞いてこないのであれば、大抵はクリアできる。しかしtaspoは、未成年と思しき若者が自販機にカードをかざす姿を目撃されただけで、「今まではそうしなかった大人達」に、通報させる切っ掛けを与えたようである。これは麻痺した世の中ならではの行動であった。逆風JTの追い風になるべく、この厳しさはまだまだ加速するのだろう。

ともあれ、taspoを手に入れた。「今まではそうしなかった」僕としてはたばこを吸う事はないが、自販機やパッケージの見せ方の動向が気になっている。


※今日のヒトコト
ヘンなイントネーションシリーズ  ピロリ菌 】

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