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■ 中毒性日記 2008
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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金曜日。居留地のカフェ内装打合せに同席。僕の担当、店ロゴの最終チェック。どんよりとした中途半端な天候に気分もそうなるかと思えば、僕は意外に天候には左右されない様である。いつも、雨にほとんど傘を差さないし、晴天にも遮るものを必要としない。野生児めいた行動が、マチの様々な発見にも繋がるし、ともすれば老いてゆく事までをも遅らせるんじゃないかとまで思う。そう言えば小さな頃から「みんなと同じ」が嫌だった。「変なヤツ」と言われるのが好きだった。

店に着くと、英国バーミンガムからハガキが届いていた。その主である新聞記者の男は、1年間、この夏までの留学をしている。僕の店で覚えたシングルモルトを、本場でより好きになっている様だ。A新聞はそういう留学制度があるらしく、昨日の日記に出て来た、司法書士会の取材に来てくれた男もその仲間だった。

彼らは5、6年ほど前神戸にいて、いつも3人で飲みに来た。ある日は日本の将来やマチを憂いで、またある日は書き手としての使命を語り合った。現在30代半ばの彼らはそれぞれすっかり一人前になって、あの頃話した想いを実現するべく日々奔走している。そのもう一人、今は大物政治家付きの記者もその昔、僕の震災体験、書き留めた日記などを記事にしてくれた。今でもその記事は部屋に貼ってある。

それぞれ東京や名古屋に移り住み、今は結婚をし父親になったりと、確実に神戸時代とは違う生活だが、店に数年ぶりに来てくれるのを見れば「自身」はそれぞれ何も変わっていない。そして彼らも口を揃えて「店も志賀さんも変わってないね」と言い、それほど暫く来ていないという感じがしないと話す。それは、実はほぼ毎日の様に彼らは僕の日記をチェックしているからであり、僕は相変わらずも独り身でいて、変わり様のない店に立っているからなのであろう。

店を続ける限り、神戸を出ていつかまたココに戻る人もいる。こうして互いを確認し合う度に、家と三宮を往復する日々が少しだけ、変わってくれた様に思うのだ。


※今日のヒトコト
【ネットの普及で互いの状況が解る  でも、会うに越した事はないよな

※志賀氏的伝言板
過去のサイト日記が、読める様に復活しました!


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