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■ 中毒性日記 2008
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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月曜日、風邪の具合もまぁ良くなって、朝から動き出す。ハーバーランドとポートタワーの埠頭の間に位置する倉庫街には、幾つかの店やライブハウス、クリエイター達の小さなショップなどがあって有効利用されている。海側には近年中にオープンするホテルが2つある。一つはオールスイートルームという、今時の神戸事情にどう合致するのか観ものの案件である。実は計画も入れると神戸には、大小8つものホテルができるらしい。京阪神という位置付けに、神戸が観光都市として強みを持つためには「その受け皿」よりも、ソフトの充実に急がないといけないと個人的には思っている。その昔は京都ホテル戦争の時代があったが、相乗効果によりマチが潤うならばそれは成功だと言える。さて、神戸はどこに向かうのか。

その倉庫街の一つに目的の場所があった。僕がクリエイティブディレクターを担当するイタリアの家具メーカー、その営業の女性と、建築士やインテリアデザイナー、グラフィックや映像のクリエイター達がいるそこで、簡単なプレゼンテーションを行った。『日常の製品にこそ優れた本物のデザインを』という理念を持つメーカーだからこそ、そのラインナップを日常生活にイメージできる感性を持った相手に訴え掛けるプレゼンには可能性がある。ここでも広がりを持つだろう。

自宅にもう長く居座っているIDEEのシェーズロングソファは、もうとっくに限界が来ている。生地が破れてウレタンにはヒビが入っているから、安全ピンで留めて誤魔化ししながら、カバーを掛けてあるのだ。皮にするかファブリックにするか、はたまた合成皮革にするかで全く違った値段になるが、仕事柄幸いにもいい職人や代理店を知っているので、とても安価でいい仕事をしてくれる仲間がいる。若い時には「何でもできますよ」と仕事を取って、後で色々チームの手配を考えた。今はプロフェッショナルを周りに多く持つ様になった分、プレゼンテーションしながら都度イメージできる。とても有り難い事である。

もう決算も株主総会も終わった頃だと、そろそろ連絡しようかと思っていた大手子供服メーカーの方がわざわざ店に来て、4月海外出張の旨を教えてくれた。おそらくはミラノサローネを絡めた長期出張だ。しかしその事を伝えに来てくれたという事で、彼らの本気具合が解る。いつだってそうだ。名刺交換してメリットを感じた途端に、「明日オフィスに行きます!」という相手は信用しない。「何か仕事があったらお願いします」と言われて名刺を渡されるのも、ナンだか違う。関係性が創られたなら、実現のタイミングと、相手の熱意のほどを見極めなければならない。つまり、この前述の話はまだ継続中である。

4月に入った。花粉症ではあるが、タイミングを計る嗅覚は研ぎ澄まされている。


※今日のヒトコト
ポジションがある様に、何でもできる訳などないのに …若かったな】

※志賀氏的伝言板
4/26(土)バーテンダーズナイト開催予定


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