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また北部では雪が降るらしい。水曜日、店の近くの中華に行く。そこの息子に「珍しく店を休んでいたけど、ちゃんとお爺ちゃんには会えた？」と聞くと、「チョットフトッテマシタネ、チョットダケ」と報告をくれた。それは元気だったと言いたかったのだろうか。いつもながら不思議な会話だ。しかし火曜は凄まじかった。
日記に書いた（ブログは画像や動画も）が、水曜の店に来てみれば、ワイン、ビール、ウイスキー以外に、テキーラまでもなくなっていた。あの帰り際、元オールブラックスとトンガ代表にがぶり寄られ、気が付けば店のドアに挟まれていた。以前BB弾を僕の鼻の頭に命中させたヤツらだが、どうやら今回は左腕が腫れている。でも、スポーツ、特にラグビーをやっていた（る）ヤツには独特の、マゾヒスティックな感覚がある。傷の耐えない小学生じゃないが、どこにも傷のない男など信じられないのだ。ステージは遥か違っても仲間であると、こんな事でも嬉しく思う。僕は精神的マゾヒスト、もしくはゲイなのかも知れないな。
そう言えば、40歳オーバーのラグビークラブチームからのお誘いがあった。いやぁー、もう20kg近く痩せたし、全然走ってないから無理ですよぉとお断りするも、一度練習に来ないかと言われて、またいつか覗く事になるのかも知れない。ラグビーにしろゴルフにしろ、真剣にやってた時期があるからこそ、今の不甲斐なさに情けなくなる。ある程度走ってた人間からすれば、よく言われる様に男は下半身から痩せてゆくものだから、必然的に何をやっても安定しない。
オッサンかそうでないかの基準は幾つかある。アパレルチックなトレーニングウェアが似合うか似合わないか、走り方が情けなくないか。特に後者は重要な問題である。以前にも書いた様に、便座が降りていないのに座りそうになって、あっ危ない！と回避できるか、スポッとハマってしまうかにも足の筋肉の衰えから来る事である。マチで小走りに駆けてゆくオヤジ達が、漫画のコマの様に歩幅が狭く全然膝が上がっていないのを見る度に、ゴルフで木こりの様なフォームでスイングをするオッサンを思い出す。要するに格好がよろしくない。
走るという行為は、後ろ足のつま先で地面を蹴り上げる力で膝から上を前に出し、跳ねる様にそれを繰り返す。ふくらはぎや大腿部の筋力もさることながら、膝を上げるには腹筋も重要になる。メタボリックな身体なら膝は上半身に付くほどに上がらないし、それに耐えられない下半身なら（曙の様な）蹴り上げる力もない。上半身は何となく鍛えられたとしても、下半身は年齢と共に衰退の一途を辿る。
「膝が笑う」という言葉がある。過酷なトレーニング、特に走り込んだりスクワットを繰り返したりすると訪れる、階段を下りるのが辛いアレである。ウェイトトレーニングでマックスの負荷を加えてやり終えた時に起こる限界点「追い込み」にも似ている。勿論、急に運動をした時にも起こり得る話だが、いずれにしても、それは、自由な時間と余裕を持ち始めた年齢と反比例して少なくなる。セレブリティ的チョイわるオヤジが日焼けギトギトに限界トレーニングしている、ナイスポーズです！ゴールドジムパターンもあるが、それは如何にもであり、先述の「下半身が細く弱くなった男」とは違う話である。そういう如何にもオヤジはクルーザーでパーティーしながらジェットスキーでわざわざ海水浴場を横切っていればいい。
つまり、ラグビーをもう一度やる事を拒否するのも、ゴルフの不振（まさしくスイングだけに不振）も、下半身が安定しないためなのだ。下半身タイガース。言ってみたかっただけだ。とにかく下半身強化で、多分色々変わる。
暖かくなったらねというのは、明日からダイエットするからねと言いバクバク食う女子の様である。今からでもやってやろうではないか。昔はリーバイス501が太腿で止まって履けなかった男だ。膝をケタケタよじれるくらいに笑わせてやる。
※今日のヒトコト
【大畑大介が、今まで出会った女性の中で一番好きなのは娘らしい もし彼氏が娘さんをくださいと言ったらどうすると聞けば、ちゃんと目を見て話してくれる男やったらいいと言うので、オレは見れるぞぉ〜と返したら、 志賀さんにお父さんと呼ばれるのはイヤやなぁ と言われた 40数歳の年の差なんて、僕はいいのに】
※志賀氏的伝言板
【 本日昼はポーアイに でも打ちっ放しは菊水に 】
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