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■ 中毒性日記 2008
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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晴れて12度の気温と春一番の様な風で、このまま冬が過ぎるのかと思っていたら、やはりまだ寒いようである。夜には積もるほどの雪が降った。

土曜午後の打合せが早くに終わったので、久々に生田川のお好み焼き店を覗く。蛸や豚が入った焼きそばと、牡蠣と脂かす入りのお好みを頬張っていると「もうシーズン終わったから、ポスターもはがしたわよぉー」とオバちゃんは、神戸製鋼Steelersの事を寂しそうに言う。いやホンマ残念ですねぇと言いながらも僕は、鉄板の焼きそばに浸かるほどに身を乗り出して喰らう。その間、ちょっとヤバそうな黒尽くめのオヤジさんも、いかにも金持ちそうな「来月は韓国行って、その次はイタリアでぇー…」とマシンガンの様に言葉を撃ちまくるオバサマも、子供の様に食べたりお持ち帰りしたりして去ってゆく。大人の駄菓子屋みたいな店だ。

その店のオバちゃんと言えばNHK「風林火山」であった。僕はずっと昔から山本勘助が好きだったので、初めてと言っていいくらいに去年の大河ドラマは全編観たが、オバちゃんは山本勘助を演じる、内野聖陽だけを観ていたようだ。ちなみに舞台俳優として活躍する彼と、僕は似ていると言われた事がある…骨格が。それやったら、今田耕司もユースケサンタマリアも一緒じゃないかと思うが、どちらかと言えばトニーレオンと言って欲しい。さて、その「風林火山」である。

幾つかの印象的なシーンがあったが、僕は意外にも勘助の言葉ではなく、武田家家臣、武田四天王の一人である甘利虎泰のものだった。ちなみに演じたのは竜雷太。同じく四天王の板垣信方の千葉真一と共に、壮絶な死を遂げる演技が光った。もしそれが峰竜太(海老名妹、泰葉の逆襲が勃発中)と千葉真子(素っ頓狂な声の元マラソン)だったら、とても演技どころじゃなかったと思う。

いつもながら話が逸れた。その甘利の言葉。

「勝ち負けとは、裏切り裏切られる事ではない 何を得、何を失ったかである」

あぁ深い。あいつに裏切られたから負けたとか、裏切りにより勝ちを手にしたという解釈ではなく、例え裏切られたとしても、得るものの方が失ったものより大きい時に、それは負ではなく勝ちに値するのだ。つまりは、何とか前を進みながらやってゆける術が、そこにはあるはずなのだ。

実は12月16日の最終回を録画していて、ずっと色々バタバタしていたお陰で数日前に観た。およそ2ヶ月余の楽しみに置いていたのだ。回想シーンにも、その言葉が出て来て、改めてふむふむと頷いていた。

時は永禄4年(1561年)、舞台は川中島。互いの謀将による駆け引き、謀り事。戦国時代未曾有の激戦で、享年69歳、勘助は散った。

大河「風林火山」は史実に近い描写であったが、一つだけ不親切な事がある。





最終回は、拡大放送。最後の10分が録れてない(T_T)






※今日のヒトコト
【仕方なしに、お好み焼き店のオバちゃんにその先を聞いたら、 「勘助の亡骸を集めて、なんやかんやしたはったわよぉ〜」 と、かなりアバウトに教えてくれた やはり勘助、つまり内野聖陽が死んだらどうでもよかったのだな…】

※志賀氏的伝言板
本日NGKへ、川畑クンの新喜劇! 中條氏も出るよ!


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