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■ 中毒性日記 2008
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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土曜日は全国的に寒波が襲った一日である。神戸も夕方には路面が濡れた状態になったが、須磨の山々は、違う土地にでも来たかの様な雪化粧だった。案の定、金曜の反動か、店は静かだった。昼間の仕事もはかどるというものである。

昨日の日記にある様に、土曜朝まで店にいたせいで目が冴えてそのまま自宅で色々やってたら、12時からのラグビーをテレビ観戦する事になった。三洋電機対NECの電化製品対決と、トヨタ対サントリーの優良企業対決。先週東京の大雪で順延となった、トップリーグプレイオフ4チームを決める最後の試合だった。

リーグ戦全勝で迎えた三洋と前半まで互角に食い下がったNEC。この試合で勝ち点とトライ数4つ以上、34点差(だったかな?)を付ければ4位以内が確定するNECの、気迫に溢れたプレーだった。このタイトな戦いに後半には息切れこそしたが、王者三洋を確かに苦しめた。しかし三洋は強かった。元バリバリのオールブラックス(NZ代表)トニーブラウンの、サイモン&ガーファンクルみたいな風貌からは想像できない執拗なタックルとその運動量。チームとしてのまとまりも群を抜いていた。プレイオフでその牙城を崩せるチームはいるのだろうか。

トヨタとサントリー戦は前半まで観た。24対0でトヨタリードで折り返したから、これはサントリーも諦めたかと仮眠する事にしたら、ナンと結果は31対31だったらしい。これは録画で観ないといけない。今季はトヨタが色々掻き回して好試合を幾つか展開したが、サントリーも粘りを見せた。海外の試合も含めて、取られたら取り返す意地を感じさせ、結果僅差で終わる試合はどのスポーツにしても面白い。惹き付けられる試合の条件であり、あっけない試合に感動はほぼないに等しい。

これで三洋、サントリー、トヨタ、東芝のプレイオフトーナメントが決まった。いつも外人ばかりがクローズアップされがちだが(助っ人だから仕方がない)、強いチームは日本人プレーヤーも光るいい仕事をするものだ。この4強は顕著に現れている。当たり前なのだ。日本のラグビーは日本人が変えなければいけない。

野球にしてもラグビーにしても、昔は外国人選手は「出稼ぎ」みたいなところがあって、向こうでは一線級を退いた選手が来ていたりしたものだが、近頃は日本のチームのために全力を注ぐ者も多い。For the Team. 日本のチームにそこまでやるという理由は、そのスポーツのレベルが上がった事を証明している。ダントツで強かった三洋電機、そしてこの日肉薄したNECにもいい外人選手がいる。

助っ人を本気にさせるチームとは、それに頼り切らない日本人が、泥臭く身体を張っている組織の事である。助っ人はそういう姿に突き動かされるものだ。

この話は会社やマチにも似ていて、ポジティブなスパイラルを生む。


※今日のヒトコト
本日オヤジ4人で、京セラドーム大阪「THE POLICE」へ行くべ

※志賀氏的伝言板
「Meets Regional 3月号」 発売中! 志賀、麺喰らってます


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