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■ 中毒性日記 2007
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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終日雨の神戸だった。

度重なる偶然が再会を呼び、久しぶりにカミーノに会った。大阪で手広く飲食店を展開し、プロデュース業務も手掛ける職人である。互いに疎い長田で会うことになったので、僕が唯一分かる西代のモスバーガーで昼に待ち合わせをした。

考えてみれば、僕はその後に内視鏡検査がある。朝は食べてもいいですが、昼食は抜いて来る様にと、スモールストーン先生は言っていた。つまり久方ぶり(死語)のモスは食せない訳である。まず一人で入る事はないし、ファーストフードは最近控えている僕でもあるので、ダンネンながら断念した。

電話で先生に聞くと液体はいいという事なので「モスモス、モスコーヒーをくださいモス」とは言わなかったが、コーヒーを注文した。ブラックコーヒーなら吸引しますからと先生は言っていたが、ナンだか1時間後に取り出されるコーヒーが惜しくなった。暫し、来年から始まる新しいブランディングについての打合せ。それぞれ長田に住んでいる訳でもなく、そのブランドは元町旧居留地での事なのに西代のモスバーガー。モスバーガーで申す申すと色々申し合った。

さてさて、いよいよ内視鏡検査の時間である。そこからそう遠くないクリニックに向かった。車で来られると、すぐには帰れませんよ。麻酔なしでやるというのならすぐに車に乗ってもいいですが…そう言われていたが車で向かった。まだその時点では麻酔についてはどうしようか考えてなかった。麻酔を打てば、暫くは酔った様な感覚になるという。なければゲホゲホと涙も出てかなり苦しいと聞く。日記のネタ的には麻酔なしだが、勇気は他に使った方がいいと思っていた。

婆さんがやたらと多い待合室で暫し。そして診察室に入り体重と血圧を量った。奥のベッドに案内されると、まず胃が綺麗に写るという薬を一気に飲む。所謂バリウム光線、もとい、バリウムではないようだ。この大きめのクリニックは地元密着なのか近代的な独特の無機質感はなく、カレンダーは11月のままでカジュアルな安心感が漂う。しかし僕は手術された事もなければ、胃カメラを飲んだ経験すらない。案内されたベッドの部屋にはなぜか看護士達が何かを取りに行くドアがあり、その都度僕は救急患者で運ばれた気分を味わっていた。あぁイィーアァール。

その後、食道への液体麻酔をのどに注入される。上向きに寝転がり5分ほど待って残りを吐き出す。その時に分かるが、ゼリー状の不思議な液体だった。「横になってください」看護士さんに言われて横を向き、足を交差する。点滴を同時に行うため、右手の甲に針を入れられる。「甲から点滴?」ドキドキしたがこの状態だからか、まぁ鼻から牛乳よりマシかとビタミン入りでお願いをする。

口にはいよいよ、丸い猿ぐつわ(死語)みたいなものをくわえ込む。あぁ〜、麻酔は止めようかなぁ〜どうしよっかな〜と言える状態ではない。経験はないが、SMで虐められている人の様にも見えるだろう。あぁ恥ずかしや。

「眠たくなる注射を打ちますねー、少し痛いですよぉー・・・…......」



起きたら、全てが終わっていた。ブログにアップした写真の様に、ちゃんと中身は写っていた。胃に少しストレスが見られるがそれほどでもないらしい。詳しい結果は年明けに出るとの事である(ちゃんと聞くのを忘れたが、あれは食道から胃腸の画像だったのかね? ちなみにSHIGAが「SIGA」だったぞ)。まだフラフラしていたので当然車を運転する訳には行かず、1時間ほどスーパー内で時間を潰した。

しかし恐るべし、麻酔のチカラであった。43歳のいい大人が子供の様に眠りこけてしまったのだ。その間アラレもない姿(死語)で、あんな事もこんな事もされたとしても全く分からない。まぁー恥ずかしい僕の蒙古斑。(死語)

胃炎、胃潰瘍の治療用の薬と併せて、胃の痛み、吐き気、胃部の不快感を抑える薬をいただいた。特にその「アルロイドG」というゲッターロボみたいな液剤は、ナンだかスライムを飲んでいる様で気持ち悪い。1日3回食後2時間後という中途半端な服用は、食べてすぐ寝る牛生活からの脱却と、夜中の中華を遠ざける事になる。

その後食事をしてもいい時間になった途端、僕は一直線に元町中華街を目指した。洋食「双平(SO-HEY)」でお母さんと談笑しながら(オヤジさんはテレビの取材中だった)、ずっと食べたかった大盛りカツカレーを注文。

今日だけは僕の胃袋許せっ、という感じで喰らった。


※今日のヒトコト
【長田で偶然に、僕が以前デザイン担当した、長田の工場のロゴを付けた車が前にいた  作品が息づいているのは嬉しいことである

※志賀氏的伝言板
大晦日(元日の朝)まで開いてます! 年始は4日より(予定)


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