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ずっと雨の降る水曜、久々に西宮に行った。後輩との会話に懐かしさや色々が込み上げて来て、大学ラグビーで同じ釜の飯を食った関係というものは、いつもながらいいものだなと思った。苦楽を共にするといった感じだ。
ニュースで、福田総理が「今年一年を一文字で言うと？」の答えに「『信』ですね」と言っていたのはズッこけた。ちょうどこの日、毎年清水寺で行われる今年の世相を表す漢字は『偽』であった。食品偽装や、建築偽装、嘘偽りのボクシングや相撲界の問題などからである。最後を締めくくる言葉にしては、何とも暗く寂しい文字だが、例年はどうだったのだろうか。で、この10年間を調べてみた。
1997年：「倒」
1998年：「毒」
1999年：「末」
2000年：「金」
2001年：「戦」
2002年：「帰」
2003年：「虎」
2004年：「災」
2005年：「愛」
2006年：「命」
だった。
去年のも忘れてるがな。
それぞれ何があったかその字を見て思い出してみよう！
以下一例。
97年は企業倒産、銀行破綻が相次いだ年。98年は和歌山毒物カレー事件である。99年はそのまま世紀末。東海村JCO臨界事故があった。2000年はやっと明るい、シドニーオリンピック女子柔道、田村亮子（現在 谷亮子となり、ヤワラちゃんからタワラちゃんへ）、女子フルマラソンで高橋尚子が金メダル。W金の南北首脳会議も。2001年はアメリカ同時多発テロだ。2002年、北朝鮮に拉致された日本人5人が帰国。2003年は、阪神タイガースの18年ぶり優勝。2004年、新潟県中越地震、台風23号が上陸し多大な損害を与えた。美浜発電所事故と三菱のリコール隠し事件も。2005年はまた明るい、愛・地球博開催（行ってないなぁ）。卓球、福原愛、中国で活躍。しかし「愛」のない残虐な殺人事件多発もこの頃。2006年は、虐めによる自殺が頻繁に起こる。北朝鮮のミサイル発射と核実験による不安。
※今日のヒトコト
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