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日曜は一日を地元でゆっくり過ごす。風邪の具合も良くなったお陰で、昨日の日記みたいなふざけた内容も書けるし、やっと昼間の仕事も集中力を増している。と思ったら安心したのか、外や中での充実した一日に、明けて月曜午前1時から3時頃まで自宅ソファで寝てしまってた。起きたらキム兄ぃがジャニーズと、神戸長田で焼肉食ってた。ナンと焼肉のタレが自販機で売っている不思議な店だった。
昼に外出したお陰で、ラグビートップリーグ、「三洋電機対トヨタ自動車」戦を録画した。結果はまだ知らないのでそれは今から観るとして、土曜花園での「神戸製鋼とコカコーラウエスト」の試合は、神戸が4トライでボーナスポイントと共に勝ち点を挙げ、何とか上位に食い下がっている。15日にとても重要な試合が神戸で行われるが、盛り上がる事必至なので次はぜひ応援しに行きたい。周りも結構行くようだから、その夜の店でのイベントも気持ち良く酔いたいものである。
土曜、その神戸製鋼の試合観戦後に、日本ラグビーにとってはキーになる人の来店があって、来年面白い展開になりそうでワクワクしている。ラグビーを良く知る人のハートをくすぐりながらも、それほど詳しくない、もしくは全く興味がない人までも取り込むためにはなど、話が尽きなかった。書きながら観ていたJsports、スーパー14〔南ア、豪州、NZクラブチームリーグ〕に手が止まる。トップレベルの試合は、ラグビーを知らない人にも楽しめるはずだが、民放ではまずない。今、日本でやってるサッカーFIFAクラブワールドカップの放送が羨ましいと思う。
しかしスーパー14の世界トップクラスのラグビープレーヤーは、最後の最後まで良く走る。どんなにタイトな試合でも、80分間が終わってからまだ走れる体力がありそうだ。土曜の神戸製鋼の試合では、脅威の持久力とスタミナ、キャプテン後藤翔太の動きが目立ったが、それもその練習量に裏付けされるのだと思う。数年前、神戸製鋼の午後2時までの練習日に、夕方6時にクラブハウスに行った事がある。タケとクリビーやピエーレとのBB弾合戦のためだったが、後藤はまだ自主練習をしていた。その日が特別だった訳ではなく、普段通りの事だと言う。
今は見る影もないが、僕も大学時代は持久力がある方だった。大学から万博エキスポランドを回って戻るおよそ18kmのコースも、タイムトライアルは上位だったと思う。じゃあそれが試合に役立つかと言えばその全てがそういう訳でもなく、実戦には「やってきた事の精度の高さ」、つまり本番での強さが求められる。
ウエイトトレーニングにしてもスポーツの練習にしても、最後にはこれでラストだ！と思いながら「こなしてしまう」人が多い中で、最後にこそ精度を上げて挑む、抜きん出た選手がいる。両足首のアキレス腱断裂でトップリーグはおろか、先のワールドカップ出場もなし得なかった大畑大介もその一人である。彼は練習の最後に、最も高い負荷でノルマをこなすトレーニングをしてきた。そのせいもあってか悲しい結果になってしまったが、ただ回数をこなす一般のトレーニングだけでは満足できなかったのだろう。前述の後藤もその様に、そこまでやらない事の方が不安な人種なのである。彼らはまだまだだとその歩を緩めない。
「練習は裏切らない」と誰かが言っていたが、そこに付け加えるとすれば、練習の最後にその日一番の精度の高さでフィニッシュする練習は裏切らないものなのだ。試しにジムに通う人はやってみればいい。最後の一セットの負荷を最大値に、美しいフィニッシュを目指すのだ。アスリートとはそういうものだ。
だから僕は今、バーマンとクリエイティブディレクターをやっている。
※今日のヒトコト
【土曜の試合で、ベテラン前節欠場の伊藤タケと今季初スタメンの元木由記雄の活躍も目立った まさしく、本番に強いヤツらである 】
※志賀氏的伝言板
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