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快晴は少し汗ばむ土曜日。巷では3連休だそうだが、そんなの関係ネーデルランド。オランダのことね。ところで、同級生だと思っていたブラッド・ピットが、ニコラス・ケイジと同じ、一学年上だと知ってしまった。これでもう彼の事を、ブラピだなんて馴れ馴れしく呼べなくなった。これからは、ノッポさんのように、ピットさん、もしくはブラッド先輩と呼ぶ事にする。
そんな中、いつもと変わらず家を出る。新神戸から六甲方面に抜けるバス道すぐにある、熊内（くもちと読む）には高級な住宅が並ぶ。その一郭に、ワンフロアに一戸の5階建てマンションがあって、その最上階に住むインド人Mの依頼により、暖炉デザインの下見に出向く。ちなみにその4階にもインド人K（関西系ターバン巻いたハクション大魔王の様な男 阪神ファン）がいて、彼らの仲の良さが解る。
エレベータードアが開くと、そこに玄関があって、インターホンを鳴らすと家族総出で迎えてくれた。超が付くインド美人の嫁、僕より背の高い男前の息子（中学生？）、そしてそんなにいたのかキュートな女児が3人（実はMとKの娘、もう一人は近所のインド女子 日本人の男が一人で珍しいのか、キャーキャー騒いでいた）と挨拶すると、色々チェックをし、その後部屋を一通り見せてもらった。巨大なリビングルームの、なぜか日本刀のディスプレイと漆塗りのカップボード。ベッドルームにもあるサニタリールームがいかにも外国人仕様だが、最も驚いたのは広いキッチンとランドリールーム。そこで3人の子供達が遊んでいて、誰？と思ったら、やはりインド人のメイドさんがいた。おぉっセレブリティの香り。
ココの間取りは彼らの思うようになっている。それはなぜかと訪ねたら、「Kと僕で、このマンション建ててん」と流暢な関西弁で返された。あぁ建てたのね、そうなのね。アメリカプロゴルフツアーの帰りに、日本に着いたら最初に食べたい物をと自分でレストランを作った丸山茂樹のようである。日本人もビックリ！
さぁて夜のお仕事だとそこを後にしたが、あまりに腹が減っていたため、深夜0時までは牛丼が食べられるというノボリを見て、18時過ぎ新神戸の吉野家に入った。3年ぶりくらいの牛丼は、43歳には少々濃い味がした。そして、さっきのインド人の濃い顔も思い出していた。ナンなんだ、このギャップは。
表の懸垂幕をふと見た。
野球選手も牛丼を食っている。
CMに出ている大リーガー、松井秀喜に慰められた。
※今日のヒトコト
【「BBってベースボールの略だよね？」 「いいや、BEEF BOWLの略さ！」 という吉野家CMを、松井秀喜にさせなさい！】
※志賀氏的伝言板
【 本日と8日体育の日、お休みします 】
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