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■ 中毒性日記 2007
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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結論から言うと泣けなかった。と言うか、泣く時間がなかった。

前にも書いた様に、テレビで中継のあった披露宴は出ていない。どう考えても店の時間だし、その後の身内の二次会というものに参加予定だった。夕方、テレビでは披露宴前のホテルの模様や参列する人々のインタビュー、秘蔵映像を何度も流す。ホテルオークラ周辺は騒然としている様子。迂回する様に三宮を目指した。

店に着き、少し焦り気味に開店準備をする。扉に張り紙をして子機を持ち、19時にいつもの中華に入る。チャンネルを読売テレビに変えてもらい、披露宴の中継を観た。実際は17時半から始まっていたらしいから、生と編集を織り交ぜながら中継は進む。600名の招待客は、テレビで観たことのある人々の顔が並ぶ。中華の息子は「ナニ?コノヒトユウメイ??」と僕に聞く。「すぐそこのホテルでやってるねん」僕が言うと「コウベハケッコンシキオオイネ」とそんなことだけは知っている。他の番組なら、お客様からの連絡があるまで見入ってしまうことが多いのだが、なぜかこれ以上観てしまうと、いやホンマに「オニイサン、コノヒトソンナニスキカ?」と息子に言われそうだったので、1時間ほど観た後、店を開けた。

二次会は22時半からとは聞いていたが、場所は追って連絡すると言われていたので、23時までは店にいようと思った。お客様と話をしながらも、携帯電話を覗いてる。ナンとも落ち着かない失礼なバーマンだった。22時半を過ぎても連絡がないので、まさか本人に連絡はできないなぁとマネージャーさんや彼女の友人に電話を掛けたりメールしたが、連絡が着かない。そうこうしていると、誰にどこから聞いたのか店に「志賀さんとこで集まるの?」と電話があったりして、まぁ実際どこでやってるかも分からないから「知りません」と答えるしかなかった。

「おいおい、もうこんな時間やん」と仕方なく、花嫁に連絡すると「オリエンタルホテル10階どす!」と間髪入れず返事が。最初からこうすりゃよかったがなと志賀、店を飛び出す。なるほど、ホテルオークラのすぐ近くにはメリケンパークオリエンタルホテルがある。平日の閑散としているロビーを通り過ぎ、エレベーターに乗り、えーと、10階。ん?客室??そうかぁ、芸能人ともなると、二次会はスイートルームでも借り切って、ドンチャン騒ぎやるんやな。映画やドラマで観たことあるぞ!結婚式のときは携帯のカメラ数枚しか写してないから、今回はデジカメ借りてきた。撮るぞぉー!緊張するがなー!と降りる。

静まり返ったフロアに人影はない。このどの部屋にいるのだろう。普通は廊下の突き当たりでしょう、スイートは。ドキドキする胸を押さえながら扉に近付き、ドアに耳をあてようと…しそうになってたら、元サッカー選手ノボリから携帯がなる。「志賀さん、今どこにいます?新神戸ですよね??」

兵庫出身新郎新婦も、他のみんなも、新神戸にあるのはまだオリエンタルホテルだと思ってるようだ。最近外資系に買収されて、クラウンプラザホテルに変わってる。メリケンパークオリエンタルホテルの不審者志賀は、実は店から近かった会場、新神戸に戻った。それにしてもなぜにそんな場所なんだろう。身内なら、生田神社の夜みたいに20数人で、どこかの店でやればいいはずだ。

フロントロビーには出待ちの人集りが。10階受付も仰々しい雰囲気。なんと客数200名。二次会と、先の披露宴に参加できなかった人を対象にマスコミはシャットアウトしてる。23時より始まり深夜1時に終わる、どう考えても再び披露宴。クラウンプラザもオークラに対抗して、とんでもない演出と料理にも力が入る。半分が披露宴からの流れで、舘ひろしに京本政樹、押切もえに吉本の芸人集(友近がいたのはめっけもん〔死語〕)も残っている。予定ではこんなに来るはずもなく、色々話が漏れていたようだ。どう考えても二人とは面識のない人達は、阪神タイガースの選手席での写真撮影に群がる姿で解る。吉本仕切りで進む会は、途中ヤバ過ぎる空気を醸し出したが、流石のケンドーコバヤシから一気に加速した。

披露宴を2回もするパワーは並大抵じゃない。結局最後まで二人は背中を丸くしてくつろげなかっただろうな。生田神社の式の夜とは違う表情は仕方がない。今、録画したオークラでの披露宴も観終わった。とてもいい、泣ける宴だったね。二度しか会ってないけど、陣内クンもあのままの人。妹ノリくんもあのままの子。画面というフィルターに近い媒体を通しても、彼らはそのままなのが共通項だ。

「店、休んでもらってごめんな」金屏風前でそう言うノリくんに、「休んだ訳じゃないよ この後だって、みんなが来るんだったら開けるから」と言いたかったけどこの時間。お疲れさま、良かったねという顔しか見せられなかった。

またいつか会える。心からおめでとう。


※今日のヒトコト
【結局写真は二人と並んだ一枚と、式以来の再会、 「たむけん」とだった

※志賀氏的伝言板
また、ホンマの身内パーティーしよ


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