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■ 中毒性日記 2007
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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金曜の雨で、背中に霊でも背負っているのかと思うくらい頸椎から腰椎までが重たかった。その流れは土曜にも続き、朝方寝て一旦起きた午前10時、ラグビー日本代表対フィジーの衛星中継を観ながら、この霊が、川久保玲ならコムデギャルソン、大久保怜なら昭和歌謡・歌唱指導などと、くだらない連想ゲームで傷みをどこかにやろうと思ったが、礼に始まり礼に終わってた。なんじゃそりゃ。

お客様からいただいたせんねん灸が大量あるのを思い出し、こうなりゃ一気に火を着けてやれと、症状に近いツボを説明書で探し、両腕に10数カ所マッチを擦った。そうする姿は何かに似ているなと両腕を前にしてソファに座っていたら、これは電気ショックの死刑囚のようだと情けなくなった。実は電気ショックより先に「電気あんま」という言葉が頭をよぎり、それは男同士の罰ゲームじゃないかと懐かしく思った。あれは足の長いヤツが勝つ。

説明書を見ると、一気に火を着けないでくださいとあるのに、そんな夏の花火に一気に点火し10分でなくなってしまい場をしらけさせる様な顰蹙を買うお調子者(死語)の様にしてしまった。これを今日から大人買いならず「大人点火」と名付けることにする。しかしそのせいか、効能に書いてあるように背中の痛みはスゥーっと落ち、噛み合わせが悪い歯の浮いた感じもなくなった。歯が浮くというのは、べんちゃら(死語)を言うという意味ではない。

夕方、神戸の山の手にある大学、山手女子大に出向き、ホタル研究会と地元住民との恒例行事を観に行く。この大学、ナンともそのまんまのネーミングであるが、結構神戸らしい環境にある場所にある。僕なら倣って、海手大学をつくりたい。学生募集のコピーは『神戸海の手、産みてぇ〜!』……。ウミガメかっ。

女子大という響きに乗せられて、校舎に入れば思い切り深呼吸してやろうと目論んでいたオヤジであったが、どう考えてもオッチャン、オバチャンか子連れの家族だらけだった。学内を横切る再度山からの川(この造りは確かに凄い)に見られるホタルの数々をなかなか観られなかったのは、橋桁から落ちんばかりにベストポジションを陣取るオバチャンの群れのせいだった。そのメタボリックな腰付きの数々は、尻が光らんばかりに邪魔だった。ありゃ、バーゲンにも強いはずだ。

それでもしっかり観た。子供にはカップに入ったホタルが分け与えられ、辺りが暗くなった頃に光り始めたそのホタルを放つという、ちょっとしたイベントに子供達は大喜びだ。川にはホタルが飛び交い、幻想的な残像を映し出していた。

淡く切なく、彼らの生涯は1週間ほどで終わる。
しかしそれは人間の勝手な解釈である。

そう、人間とは身勝手なものだ。
1週間しか生きられないとしか思わない。

1週間も時間がある。

今やるのが真っ当だと、教えてくれているようだった。


※今日のヒトコト
ナンと密度の濃い求愛、好き好き光線なんだろう

※志賀氏的伝言板
【来週よりバースデー週間として、 何もやりません


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