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■ 中毒性日記 2007
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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GW、皆様いかがお過ごしでしょうか。飴ちゃん、おいなりさんと関東の人も言うのか気になっている、志賀でございます。どうやら今日の神戸は、雨のようです。と言うか、もう外はエラい大降りの雨チャンです。

5日こどもの日、予報とは違って晴れたこの日、久しぶりに車(借りて(T_T))で遠出した。と言ってもこの黄金週間、阪神や名神、中国自動車道の東西の高速は渋滞必至。お客様のMちゃんからの情報で、何とも魅力的な兵庫の北の喫茶店を知った。今「三田がアツい!」と勝手に決め込んで、北へ車を走らせたのだった。

その場所は篠山の近くにあり、川や田んぼ、そして大きなダムしかない山奥にポツンとあった。『うわのそら』という店で、おそらくは都会から田舎暮らしを想いやってきた家族が経営する(?)喫茶だ。ただ、そういう店は田舎に行けば、それが沖縄でも北海道でも必ずあるものだ。しかしココは、マチのカフェよりも美味い食事内容で、コーヒーもちゃんとしてた。店内スペースにはオリジナルの器や雑貨の販売、アーティストの個展もやっている。冬は暖炉に薪が焼べられるのだろう。ガーデンテラスでは大きなそこの犬がいて、隣接する住居もあった。

都会ではこういった手作り風な器や内装のカフェや創作料理屋が多くなったが、マチ中では滑稽に映り少々辟易していたところだ。こういうものはこんな田舎でこそ「浸れる」ものであって、田舎ライフ、満喫の最たる例を見た感じだった。ランチタイムを過ぎたのに、他府県ナンバーの車がどんどんやって来る。生嶋くんやケンタのような、小さな子供のいる家族には特にオススメの場所だな。こういう場所は、一度いけばいいなんて思いそうだが、僕はまた行きたいと珍しく思った。

そこを出て、商業施設のリーシング(店舗構成を考えて誘致交渉すること)の仕事で、以前口説こうと考えた店が三田にあるのを思い出した。三田の新興住宅地ウッディタウンに近い『パティシエエスコヤマ』、あのTVチャンピオンで優勝したコヤマロールの店だ。数々のリーシングにも応えず、ここだけで販売を続けるパティシエの店も、ケーキや焼き菓子テイクアウトのみならず、カフェ、チョコレート販売、お菓子教室などその広い敷地に色々展開するまでにもなっている。

GWということもあるだろうが、まさに行列のできる店。従業員の数も、車を整理する警備員の数も駐車場スペースも凄い。ちなみに僕は買ってまで甘いものは食べないのだが、ココまで来た記念にとロールケーキを持って帰ることにした。警備員の持つ「コヤマ満車」というサインが、「コジマ満車」に見えた。家電量販店並みか。ナンとも、スイーツ好きの多いことだろう。男性が多いのにも驚いた。

たった一つの店を続けることと、手広くやることと、そのどちらにも潔い決断があって継続もあるなら素晴らしい。ただ僕は、比べようもないことだけど、人で溢れ返る店よりは、ポツンと一つ外れにある店の方が好きなんだと思う。

それは、成功して欲しいけどソコにいて欲しい、近所の中華屋と同じなのだ。


※今日のヒトコト
【ちなみに、ロールケーキの味はと言うと、美味しかったのですが… すみません 比べるほど食べたことがありません(^_^;)

※志賀氏的伝言板
本日休み予定


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