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■ 中毒性日記 2007
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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ユニクロやJALの下方修正の世の中で、僕はいつもと変わらず動いてる。午前、三宮にはいつも居る僕だが、その時間に家を出るのは久しぶりのことだ。

水曜日昼、堂島にある電通関西支社でS氏と密談。まだ大阪にいた頃からだから、この関係はもう17年ほどになる。「へぇ〜、志賀ちゃんこんなんやってるんやぁ」と急遽まとめた作品集を眺めながらSさんは一通りのデザイン話を終えて、お好きなラグビーの話しになっていた。平尾誠二氏と交遊も深いSさんだから、かなり詳しく、僕の知識など到底及ばないくらいだ。9日神戸である、日本代表対NZクラシックオールブラックス戦での再会を誓い、オフィス街を歩き出す。

堂島アバンザの地下で甘く辛っ!のインデアンカレーを掻き込んで地上に出ると、昼の新地を懐かしんでいた。祇園にも新地にも袖触れ合うほどの路地や、古臭い店の造り、死語の様な店名など「よく似た風景」があるのに、三宮にはもうほとんど探さないと少なくなった。「よく似た風景」は義理人情には強いが、天災や人災に弱い。法善寺横町を最近歩いた時にも同じ印象があった。強固に建立された寺社仏閣とは違い、町家、町屋はもろい。ゆえに儚く愛おしく、やはり懐かしい。

この辺りは電通以外にも代理店がひしめいている。偶然に、今から出張だというアサツーディーケーの男に路で会った。昼間に、しかもこんなところにいる志賀を見てたじろいでいた。僕は店以外でもプレッシャーを掛けているのか。そう言えば、よく通ってた肥後橋のサントリー本社向かいに、マッキャンエリクソン大阪支社があるが、ここの大会議室で打ち合わせした男は、僕と顔を合わせるのが怖いらしい。逃げるより、会う勇気を持てと言いたい。話せば分かる男だ、僕は。

電通の別の男からコールバックがあった。僕とは反対に神戸にいるらしく会うことはできなかった。サウナのYくんの内輪お祝いパーティーだそうだ。共に司会は関西系インド人K。会場は北野クラブSola。知ってる人間ばかりが関わっている会、場所。平日にそうやって集まれる、素敵なヤツらだ。

大阪駅前近くのオフィスビル街で、天気のいい外を眺めながらシアトル系カフェの無線LANを利用した。高層ビルの狭間に緑のある公園を造る。大都市では当たり前の風景が神戸には点在でしかなく、それぞれの施設、まちづくりがぶつ切りでスポット的に映る。できてから考えるのではなく、造る前から考え抜く。必然的にオフィスや飲食店の誘致は楽になる。要するに『人が行き交う』考え方なのか、ワンウェイかの違いである。周辺環境を取り込まないと、未来は見えて来ない。

神戸に戻り、夕方北野坂のコンビニに立ち寄った。

「志賀さん!」創作和食屋の店主に声を掛けられた。

三宮は僕にとって夜のマチで、これはこれでよく似た風景である。


※今日のヒトコト
本日バーテンダーズナイト、お時間のある方はどうぞ!!

※志賀氏的伝言板
黄金週間、5/4〜6 休み予定


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