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水曜日。またタケの電話で打ちっぱなしに。わしゃ、連れか。
男だから、エステの勧誘などされたことないが、友近の『エステの馴れ馴れしい若い女』のネタで、大体の想像はできる。僕が友近の好きなところは、誇張やデフォルメというよりも「忠実に再現している」描写で笑わせるところだ。イッセー尾形に代表される「『生態』模写」といったところか。方や近頃のお笑いの苦手なところは、そのやりすぎ感によるところが大きい。
そんな僕だが、たまたま入った三宮のセンタープラザ入口、ドラッグストア「コクミン」で、すぐ真横で繰り広げられている「勧誘」を見た。声を掛けられているのは浜崎あゆみ系髪の色・巻き方・サングラス、二十歳そこそこのスリムな女の子。声を掛けているのは、二十代中頃のズングリムックリ(死語)、でも髪は明るい茶(でも、ってナニ?)。その話が、ホント友近みたいだった。
「うん、うん、見えへんって、マジでぇ〜 うん、うん、うわぁワカルぅ、ワカルわぁ そういうのんってあるよねぇ〜 え?エステ行ってへんの?うそぉ〜、全然キレイやしぃ〜 肌なんかツルツルっぽいやん〜 全然イケてるしぃ〜、うん、マジでマジで 多分まだ必要ないと思うけど、無料で色々やってるんやんかぁ うん、良かったら体験してみぃひん?うん、うん、うん……」
友近のやる通り、勧誘する人の特徴としては、むやみやたらと相づちを打つようだ。これだけ同調されると、僕なんて疑ってしまう(「なるほど」「おっしゃるとおり」も連発されると少々閉口する)のだが、若い女性は聞き入っていた。ワタシはアナタの味方で仲間ですよ、悪いようにはしませんよ、一緒にキレイになりましょうよ、ってな感じなのだろう。
おそらくは現代社会に於いて人は、自信を失い掛けているのかも知れない。以前、共感者を求めて彷徨うのは楽だが、その徒党の意味は「自己の見極め」には繋がらないと書いたことがある。個が必要なスポーツ選手や俳優など、孤高を味方にできる人でないと大成もしないとも書いた。
個の自信の集まりが国の誇りに繋がるのであって、「美しい国」なんて言ったところで、生活する人の精神が美しくなければそんな国は創れない。
ナンか大袈裟な話になってきた。つまり、勧誘の仕事をやる人(政治家も)特有の胡散臭さが拭えない間は、その美しくない加減は続くのだと思う。
※今日のヒトコト
【11月29日は、フランスのシラク大統領と尾崎豊と、 林家ペーの誕生日である 僕がペーみたいじゃないか】
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