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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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水曜の夕方17時前、生田川のお好み焼きが無性に食べたくなって閉店直前に滑り込む。丁度入れ違いに婆さんが、「これは一人では食べへんわなぁ」と言って出ていった。鉄板の上には幼児の胴体ほどの、スジと牡蠣とタコと油かすの入ったソバ入りお好み焼きが焼いてあった。婆ちゃん、それ僕が電話で頼んでおいた、モダン焼き(大)やねん。黙々と食べ切ると店のオバチャンは「食べる?」と言って、僕に豚まん5個を持たせた。なんぼ食わすねん。でも有り難や。

その朝9時には家を出て、長田から「友」の船に乗った。船には一般道と同じ様なマナーが当然あって、一見煩わしそうなそれぞれの所作は儀式のようだった。それを通ることで初めて与えられる、時間と気持ちの余裕がそこに待っていた。

ポートアイランドの沖合。パッケージを担当した神戸空港を海から回り、飛び立つ飛行機の腹を見上げながら明石海峡へと向かう。石垣、八重山諸島・小浜島のリゾートにいた頃にはなかった水面の揺れはあったが、それとはまた違う爽快さが神戸にもある。それ以上歌詞を知らない加山雄三の「海よ〜、オレの海よ〜」のリフレインを、海風浴びながら続けてた。そのまま淡路へ。ホテルウェスティン淡路が近い海岸は、海の駅となっている。ここでも人のふれ合いと、大人のルールが心地いい。思わず買ったタコ明太の瓶を抱えて、長田港に戻る。

海の感覚は何かに似ていると思った。揺れて今にも落ちそうな吊り橋、川に顔を出した石を伝って渡る行為、子供の頃に行ってはイケナイと言われた場所の危うさは、「大人になったらね」と言われた子供の夢に変わる。

なぜなら、51歳の「友」は子供のようだった。船着き場に戻った時、病床に伏して死の淵を彷徨った、友のニイチャンが迎えてくれた。ニイチャンも「鍵開いてるからええよ」と、子供の笑顔で自分の船に入る許可をくれた。

午後、陸に上がれば現実が待っていた。2件の打ち合わせは、神戸の未来を見据えてる。それ以外の案件も、神戸の何某かのカタチになることを望む。

あの短いクルーズの全ては、海から観る神戸だった。それは、神戸のマチづくりに関わる者にとって、知っておかなければならない風景だ。


※今日のヒトコト
【昨日の日記じゃないが、ネスレのコーヒーはネスカフェで、お茶のシリーズはネスティーと言うのをご存じだろうか? 何気なく見て納得していたが、じゃあ、酒の展開をするのならネスリカーとなるのかも知れないな そう言えば、 ネス甚八はどこに行ったんだろう

※志賀Infoめーしょん
本日勤労感謝の日は開いてますが、早く閉めるかも


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