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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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朝のJRで見た海。毎日海が見られる幸せは、京都人の僕としては至福の時だ。まだまだ、冬の海の感じがしない。上着は持って出たけれど、何気なくその下に着た半袖で街を歩く。誰ともすれ違わない同じ格好の半袖に、小学生じゃあるまいしと思う、自分のアホさ加減がなぜか心地いい。

誰でも生まれ持った姓名がある。色んな事情で上下変わることはあっても、その名前を改めて意識することは、慣れきってしまっていてはほとんどない。僕にはあだ名がないが、名前から遠いあだ名が付いたヤツは、名字で呼ばれると違和感があるようだ。ラグビーの後輩に野村というヤツがいるが、荒井注に似ていることで、ずっと後輩からも「注さん」と呼ばれたせいで、社会に出てからは「野村」に慣れるのに時間が掛かったらしい。いつか書いたが、同級の上村というヤツは、その筋肉質な身体から「ボディ・ビルお」と呼ばれていた。こうなると、自分の姓を意識する、違うトレーニングが必要になってくるのだろう。

三宮の駅前に、「志」と大きく書いたバスが通ったのを間近に見た。こころざし、素敵な言葉は志賀の「志」じゃないかと認識すると共に、「賀」の意味を思い出しながら「僕の名字は、『喜び祝い志す』なんだな」と頷いてみる。「敏哉」は『素早い…かな?』という意味にも取れるが、『人を愉しませて、悠々と急げ』と都合のいいように捉えると、なかなか自分の姓名も一興である。

しかしながら「志」と書いたそのバスは、お察しの通り右翼の街宣カーであった。国際会館南側の東西の通りから磯上方面にある北朝鮮総連ビル周辺には、仰々しい機動隊やいつでも出せるバリケード、行動・言動を察知録画録音する機材が各交差点にあり、常に数台の覆面パトカーと人員が睨みを利かせている。

喉元過ぎればということだが、喉元過ぎそうにない世情が気持ち悪い。連鎖反応的に子供や学校長が逝く現状にも、いなくなることがイケナイことだと誰も言わずに繰り返されている。「死ぬのはアカン 死んだら滅茶苦茶カッコワルイ」と思いっ切り言っていた有名人は、僕の好きな土曜夜中のラジオ「相談室」で言いまくってた、ダウンタウン松本氏だけだった。クローズアップされるのはイジメの現状と学校の体制、そして助長するメディアの報道だけだ。

生まれ持った姓名を、そう、その“生命”の意味を背負い続けて生きることができないと「彼等」が思うのならば、それは親であれ他の大人であれ友人であれ、誰かが教えるべきものなのか。それはよく分からない。

しかし自分で気付く分だけ僕は、そういう手段をカッコワルイと言いたい。


※今日のヒトコト
よってたかって虐めるヤツも、弱き者を殺めるヤツもカッコワルイ


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