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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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今週唯一アポイントメントのなかった木曜、タケと打ちっ放しに行った。

この日本代表クラスのラグビー選手とは、なぜか二人でカラオケだったり、USJにも揃いのTシャツで行ったりと変な仲である。僕の現役時代と同じポジションの彼は、35歳にして衰えるどころか神戸に無くてはならない選手であり、到底同じ土俵に上がることなどないが、ゴルフなら一応のキャリアでイニシアチブがある。水曜の店に一緒に来ていたコバ(去年までプロの投手)と健太(ラグビー現役)で、店にキャディバッグを持ち込みゴルフ談義。そんな翌日には、成果を試したくなってくる。ゴルフとはそういうスポーツだ。

意外にも、僕の周りのゴルフ環境は恵まれている。プロゴルファー、多くのシングルプレーヤー、クラブデザイナー、トーナメント運営会社社長や用品メーカーの人々、そして練習場のオーナーなどがいる。そういった背景があって、昔、新しくオープンするゴルフ場のキャディマナー教育担当を幾つか担当したことがある。毎日のプロとのラウンド数ヶ月が、必然的にそれなりのカタチとなった。

真剣なゴルフを突然再開した背景の一つには、スポーツメーカーのゴルフプロモーションに関わるようになったことがある。そのウェアやギアに触れる度に、自らがそれらを纏いマチやコースを闊歩するイメージにストーリーが欲しい。42歳独身が、トラベルゴルフにどういうツールで出向くか。どういったシチュエーションでそのアパレルを着こなすのか。幸い周りにもブレーンがいるし、少し融通が利かなくなった身体の調整にもなる。だからまた始めた。

しかしゴルフには「間違った常識」が多すぎる。練習あるのみ、だとか、メンタルなスポーツであるとか。合ってんじゃないの?と思われそうだが、内容や意識であってそれは数や時間じゃないし、誰かに見られているとか「ココ一番」のタイミングは、ほとんど「慣れ」と「性格」である。だから比較的、野球選手の中でもピッチャーが上手かったり、個人競技であるテニス出身の人の感覚に近いものがある。「丁寧に運ぶ感性」を持つ人間には、適したスポーツだと言えよう。

ゴルフの好きなところは「解った」「できた」時から始まる悩み、その繰り返しのバイオリズムが顕著に現れるところだ。失敗は「やってきたことをやらなかった」だけだし、僕が自己満足型スポーツとして位置付けているゴルフ(ビリヤードもそう)という競技は「いい部分しか覚えていない」ところに問題があって、悪いことは忘れようとする性格は進歩の妨げになる。悪かった部分を意図的にできるようになったとき、してはいけないこと、するべき選択ではないことが見えてくる。ゴルフに限ってのことじゃない。人生にも例えられる所以だ。

『スイングアークは記憶である』

僕が大切にしている言葉だが、昔お客様に送るハガキで引用した言葉の

『記憶には愛がある』

というものにも共通する、積み重ねがカタチになるまでの「忘れてはならない記憶達」を一気に放出するのがインパクトであって、ただ闇雲に打つことは、無気力に過ぎてゆく日々のように切ない弾道になるようにできている。


一緒に練習に行ったタケが言った。

「志賀さんのスイングには、色気があるわ」


愛に色気は付き物じゃないか。



※今日のヒトコト
本日と4日(土)は開いてます


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