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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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月曜火曜と自宅仕事で、水曜以降のアポイントに備える。「ちゃんと寝てますか?」と、近頃の日記を見て心配してくださる方々が増えた。ところがどっこい、眠れるようになった。いいえ、相変わらず工事の音は、布団たたきオバサン(「引っ越ぉ〜し!引っ越ぉ〜し!」の嫌がらせ事件)のように続いてる。では、どうやって眠っているのか。

ベッドルームから他の部屋への移動も考えたが、根本的に壁面の修繕はどこでも伝わって響く。その昔、近所のピアノの音回避に購入した「耳栓」があった。水泳用のスポンジ?いや、そんな甘いものではない。柔らかいゴムの傘を重ねたようなカタチ。電子音以外は遮断する優れもの。とうとうコイツの登場となった。

しかしデメリットがある。その傘状の柄の部分で引っ張って抜くのだが、それゆえに柄が掴めなくなるまで耳に入るようにはできていない。つまり、柄が出ているので寝返りが打てないのである。 要するに競技用、スイミング仕様であって、睡眠用ではないということだ。スイミング、睡眠……ぷっ。

片耳を枕に押しつけ、もう片方に耳栓を入れるパターンは効果的ではない。枕を通して色んな音が入ってくる。片耳耳栓というのは、反対がかえって研ぎ澄まされてしまうのだ。背に腹は代えられない。僕は両耳に耳栓装着を試みた。

音は全くしない。自分の声が耳に直接響く。危険な寝返りを避けるため、テンピュールの枕に更に首をホールドする「どこでも枕(むち打ち時のコルセットのよう)」を装着。なぜか手持ち無沙汰の両手は胸の辺りに組まれてて、すっかり出棺の様相を呈した生ける屍は、深い眠りに就いたのだった。

お陰で寝癖は側頭部から後頭部に変わり、鏡正面からはサイドの寝癖が気にならない(後頭部は直さないととんでもないことになる)が、幼児なら確実に絶壁になる。耳栓を取るときには、深海から生還したジャック・メイヨールの如く、「グラン・ブルー」の気分を毎回味わっている。

しかし、深い眠りに就ける代償として、ディープな夢を見るようになった。

一番最近の夢は、なぜか金村先輩(大学ラグビーの先輩・THIRDROW店主)が黒を基調とした部屋の中央にミロのヴィーナスのように横たわっていて、これまた黒いカーテン越しに僕はその姿を覗いていると、またまた黒い影の誰かが僕をそのカーテンの奥に引きずり込もうとして、僕は両手でソレをキョンシーの手の動きのように振り払う瞬間「ワァ〜ッ!」と声を出した、というものだ。42歳がその情けない声で起きて、暫しとてもとても恥ずかしい気分になっていた。

あるある大辞典のような番組によると、上を向いて眠ることは背骨やその他色々と身体にいいと、翌日のスーパーで無くなるコエンザイムQ10ほどに感化された僕としては、しばらくこれを続けようと思う。

ではそろそろ、深海に行ってきます。ブクブクブク……。


※今日のヒトコト
【近頃多い、談合汚職事件…… 団子御食事券で我慢しろ


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