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金曜、大阪までショップの視察。イマイチよく解らないペット市場や茶屋町周辺調査。大学の頃は一つだった梅田のBIGMANが二つあって、新しい方が少し小さいせいか「CO-BIGMAN」と書いてあった。小大男。ややこしい。
地下鉄御堂筋線で本町。arflexのショールームを覗く。西日本エリアマネージャーの野崎クンが出迎えてくれて、100万前後のソファを見る度に「コレ、適当に包んで持って帰るわ」とたこ焼きのように言いそうになったが諦めた。それらが入るハコをまず、つくらなければならない。100万年待ってくれ。
帰るJRの中に「女性自身（なんたるタイトル！）」かなんかの中吊り広告にあったが、今ケミストリーが唄ってる曲の作詞・槇原敬之が訴えられてるらしい。相手は、漫画「銀河鉄道999」の松本零士にである。その歌詞にある「夢は時間を裏切らない、時間もけして夢を裏切らない」という節が、あの話のどこかにあって、松本氏はそれを永遠のテーマのように謳っていることもあり「どうしてコチラに断りがないのだ！」と、あの髭面で激怒しているそうだ。
その喧嘩は双方でやってもらうとして（槇原側の主張が「先生も『銀河鉄道』って言葉をパクッてるじゃん！」と泥沼の様相 あの言葉ってコピーライト登録の権利に入るのかね？）、僕が気になったのは「本当に時間は夢を裏切らないのか」なのである。解釈の違いはこの際無しにしていただいて、僕なりの考え、時間と夢について書いてみたい。
夢を想い描くことは素敵なことで、そういう気持ちは誰にも邪魔をする権利がない。それに向かって努力し、時間を費やし掴もうとする。ゆえに、時間のない人は不幸だと思う。ただ人それぞれに大小、色んなカタチがあって、それに掛かった時間はけしてその夢を裏切ることはない……そこは少し引っかかるのだ。
はっきり言うと、僕に夢などない。日々奔走し尽力するのは、「やりたいこと」のためだけだ。そして時間を掛けるほどそれに達するものだとも思っていない。無駄な時間・出会いというものなどないという考え方はなんとなく解らないでもないが、例えば何百冊本を読みましたという人と、読み切ったことのない人の知識の差を比べることはできないという話もある。（本質は知恵の差だな）
時間と「立場」は密接だ。アマとプロほどに違いがある。素人と、アマチュアの競技思考（志向）を持つ人も目指すところが違う。人間力・社会性を身に付ける段階の学生と社会人にもそういった違いが見受けられるが、それぞれの環境（強豪校とサークル的楽しみを優先校・学力優秀校と運動が盛んな学校・大企業と中小企業など）によって、その内容と時間の掛け方も変わるモノだ。僕の周りには学生を指導しているコーチや先生がいて、彼等はその辺で思い悩むこともあるのかも知れない。効率と気付きは、人によって異なるからだ。
ただ、今まさに目の前に喰らいつかんばかりの猛獣がいて、強くなるまでの時間を乞うたところでソイツは待ってくれたりしない。それが実戦というヤツで、できなかったことが驚くほどのスピードでできるようになったりするものだから、練習より本番がいいという定説もある。チョイわるオヤジを目指し実戦の伴わないただの男は、闇雲に時間を費やすだけなのだ。
ココまで書いて思うのは、「時間が夢を裏切らない」のではなく、『想い続けて取り組む時間は夢を裏切らない』のかも知れない。しかしそれには、その道を選んだ責任のもとに、自分を信じ持続する力に因るところが大きい。
※今日のヒトコト
【「ジャスミンティーは、眠り誘う薬」と杏里が歌った『オリビアを聴きながら』の唄い出し 本当は眠れなくなるはずなのに、その「韻」「語呂」でそうなったらしい 歌詞をとやかく言うほどのことではないのだと思う 】
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