www.bar-shiga.com
■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
ホーム >>>
9/13「見えすぎた夏の終わり」 バックナンバー >>>
電車に乗るときに限って、やはり色々起こる。

火曜日、元町に向かうJRに「高槻で人身事故」「須磨で海水浴客と思しき人が線路内立入り」というダブルパンチ(死語)で、遅れる電車を待っていた。まぁ一連の惨事のように、急いで事故をされてはたまらないわけで、皆文句も言わずに待っている。こういうときにいつも思う。誰も飛び込まないよう、立ち入らないように電車を全部繋げればいいのだ。せめて環状線(山手線)だけでも、そうしよう。急ぐ人は車内を歩けばいい。あぁ画期的。しかしコストやメンテはどうする。こういうのを、安直(死語)な発想と言う。あんちょクンと呼んでくれ。

打ち合わせを一件終えて、歩く生田新道。僕の視力がサンコン並みなのは以前書いたが(左右2.5です 老眼気味で近くは役立たず)、ふとビルの5階の窓に女性が見えた。これが視力が悪ければ、籠の中の鳥のような美女が、ウエストサイドストーリーかロミオ&ジュリエットのように窓辺で退屈な外を眺めてる光景を思い、神戸は素敵な街だと微笑むのだが、如何せん僕は目が必要以上にいい。

すぐにその女性が東洋人(おそらく中国系)で、部屋着と言えば聞こえがいいが、どうみてもランニングシャツ(死語)の「ここは旧香港国際空港の上空をすれすれに飛ぶ旅客機が見える住宅密集地かぁっ!」的なルッキングであった。さらに双眼鏡のような僕の目はすかさず、その女性が左の鼻の穴に白い詰め物をしているのを見つけ「鼻血、鼻水、鼻づまり?」と三宮薬局の特徴のある挨拶をするニイチャンみたいに、想像を掻き立てられていた。

まさか5階で、道行く人がワタシをジッと見ないはず。だってアタシは向こうの顔が見えないし、キューサカモトが上を向いて歩こうなんて唄って励ます国だから、ほとんどの人はうつむいて歩いてる。滅多に食べないペニンシュラホテルの綿菓子みたいな高級菓子なんてもらったもんだから、まぁ逆輸入じゃないの!ってな感じでいただいたのが悪かったのね。鼻血ブー(死語)なんてハズカシイ。ちょっと外の風にでもあたろうかしらネ。

……想像しすぎ。多分風呂につかりすぎて鼻血、そして風にあたる。その方が、格好からしても自然である。 で、僕は立ち止まり凝視していたもんだから、その人「ゲッ!ナンであの日本人(判らないと思うが)こっちをジッと見る!!」ってな感じで、鼻の綿(僕の目をもってすれば、それがティッシュか綿かぐらいお見通し〔死語〕よ)をすぐさま取り去ってしまった。

目が悪くて損をした人の気持ちなど解らないが、目が良すぎて得したことなど記憶にない。特に今は、神戸空港に離発着する飛行機を、誰よりも先に「ANAや!」と見分ける、刹那な優越感に酔うことくらいしかない。


※今日のヒトコト
セレッソ&スティーラーズ at 志賀………全部S


◆この日記に コメント したい方は、神戸加納町 >>> 「BAR志賀」【ブログ版】へ! (HP日記のみ更新・ブログのみの画像もあり!)

◆携帯から見るブログ版! http://bar-shiga.ameblo.jp/


※ダジャレー男爵・志賀が、ワインセミナー講師だってさ!
【ホテルトアロードのワインセミナーは、偶数月第一週日曜に開催されます 詳細とお申し込みは>>>こちらにお願いします】

加納町 志賀とはどんなヤツ?
>>>プロフィールとバイオグラフィー(一部)はこちら……

Copyright@Toshiya Shiga. All Rights Reserved.
Send Mail to Shiga