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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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近頃、ドカ雨が降る。ワイパーの効かない雨だ。一気に気温が下がるのは嬉しいが、昨今の不可解な世情に空が怒っているようである。こういう時は大人しくしているのに限るという人がいるが、僕はチャンスだと思う。誰も歩かないテーマパークなど、格好のヒントの坩堝である。

まず垂水のアウトレットモールを目指す。自宅から車で10分ほどで近い。流石大雨。と思ったら、本日全館定休日だった。それでも警備員はいる。簡易な造りに、侵入者を防ぐためか。息づくマチな感じがしない。

気を取り直して、神戸ハーバーランドへ。入出庫完全分離のダイヤパーキングに入れる。フラットタイプの歩車分離道の安全性は、埋め立て地ならではの実現である。しかし、暗い場内と非常階段。FIXされた壁の立ち上がりや、躯体を支える構造上必要だとしても無機質で邪魔な鉄骨。後で付け足した看板サイン表示。最近、駐車場に詳しくなった。まだまだ駐車場は建築物としてデザインされていない。そんな現状に立ち上がりたい。ちなみに経営を狙っているわけではない。

ここも休館日かと思うほどに、阪急百貨店の吹き抜けキャナルガーデンには人が少ない。元々ダイエーがあった建物には、5Fのソフマップを残し閉鎖中。プリンターの6色カートリッジを見に行くと、お徳用で5000円超。メーカーは上手いことやりやがる。そろそろ建築図面青焼きA1も出せる、レーザープリンターが欲しい。但し、置く場所に問題がある。そういうのは、知人建築事務所に頼ろう。

続いてコムサストアへ。ユニクロでもないし無印でもないが、子供を中心に展開し勢いを見せる(かのように映る)大型衣料店舗。併設されるカフェでコンセントを見つけ、聞くと「どうぞ、お使いください」との声に評価は上がる。アイスコーヒーに必ず付いてくるシロップとフレッシュクリームだが、シロップはともかくクリームも躊躇する。食生活、脂肪分などに気を遣うようになった。ラ・フランスみたいな体型だったラビット吉川が、アパレルらしく格好良く、フランス野菜みたいになった。三宮大学、街の先輩ジュンコさんは「志賀くんのカラダ、結構ええもん持ってるって街のウ・ワ・サ♪」と過大評価してくれるが、とんでもない。自分の身体もデザインせねば、軽くヤバイ。

このコムサストアも、郊外型のスーパーなどに出店し、ヒエラルキーに於ける中流(と自分では思っている一般層)家庭をターゲットにしているが、飲食店舗に於けるチェーン展開として妙なそのノリに近いのは、若花田のちゃんこチェーンである。おそらく若のちゃんこ屋は、一時に幾つかの出店があったから勢いがあるんだと思う。行く人も、最初から本人がいることを思わずに店に向かうからだ。そこで偶然いようもんなら、儲けモノである。元スポーツ選手の飲食出店の問題は、オープン当初だけで「そこにいない」ことである。だから1号店のみでは、いなくなったときに「ネームバリューで勢いつけた店」とカテゴライズされてしまうのだ。スポンサーがあるのかないのかは知らない。ただチェーン展開を目論むなら、投下資本を大きく、このチェーンの例は上手いやり方だと思う。

でも、僕は1店舗しかない、ずっと幕下でちゃんこ作ってた元力士の店に行く。その方が断然美味い。食に、イメージは大事だからだ。

雨は考える時間が増える。それはチャンスだ。雨をモチーフにした作品や歌はなぜか悲しいものが多いが、ここは「雨に唄えば」で行きたい。


※今日のヒトコト
【昔、たけしの「北野インドカレー」が神戸にあったそうだが、 嵐山の五木茶屋とか、梅宮漬物店ってまだあるんでしょうか?


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