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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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午後、神戸空港にいた。一通りの広告スペースの確認。当然商業施設には代理店が入ってるが、誰も考えつかない目論見を提案するのはアートディレクター、それをまとめるのがクリエイティブディレクターの仕事である。広告がソコにある意味、ソコから派生する連動性。街に広告が溢れた今では、見過ごされそうになっているそれらに、新しいカタチが求められているのだと思う。

その木曜一日中、手に入れた最新のゴルフシューズを慣らすために履いていたが、合成樹脂スパイクとはいえ、街を歩いていいものなのか?それはともかく、スポーツブランドに、街を意識したアパレル部門ができて久しい。見た目が街に順応しないと受け入れられないのは、街の景観、その調和と同じだ。

昨日のブログに「志賀さんは、いつ寝てるんですか?」と書き込みがあった。確かに相変わらずよく聞かれることだが、ソコにも書いたように一日のアポイントを2件にし、できるかぎり午後からにしてもらってるからちゃんと平均睡眠は取っている。食事に関しても3食摂るし、少食ではない。そして体調不良でもない。ただし、人生不良かも知れない。

焦りはないが、「無理が利かなくなる前に無理をしたい」のだ。それは過去に書いたように「今しかない」と思っているからだ。

不思議だが、近頃は「先生」と呼ばれることが時々ある。まだ何も教えてないし、医者でも代議士でもない。特に行政絡みの仕事をするときにそう呼ばれることがあるのだが、店で「マスター」と言われるくらいに違和感がある。昼間の仕事を続けて四捨五入で50歳になれば、放っておいても「先生」などと勝手に呼ばれる機会が増える。そう考えると、もう3年を切った。だから今、身を削る。

例えば1時間睡眠を短縮すると、1年では365時間の余裕ができる。2週間余の計算だ。 それで寿命が2週間縮んだとしても、今この感性と勘、ヒラメキ、そのタイムラグがない間に走る。じゃないと、しっかりとした足跡はできない。風が吹いて飛ばされたり波にさらわれる砂浜の城のように、歳を取れば取るほどにもう踏み込めない足跡を付けるなんて、隠居した「男じゃない男」のやることだ。

街で、タバコやゴミを平然と道に捨てるヤツを見る度に殴りたいと思う。全てを解ったようにニヤける若者に会うと、仰向けにタックルしてやりたい衝動に駆られる。しかし思う。そんな無駄な時間より、街に時間を注ぎたい。

「アンタ、死ぬぜ」

明らかに敵の数が多い戦場にたった一人飛び込もうとしている男に、そんな言葉が投げ掛けられるシーンを、映画や小説で何度も目にしてきた。

「それは理想論だよ そんなことでは何も変わらない」

若者だけじゃない。何も始めていないのに、たった一度しか挑戦しないのにそんな答えを言い放つ大人はごまんといる。

ヒーローは難敵に怯みもせず、不可能だと思っていないところにヒーローたる所以がある。僕は不可能を可能にするヒーローほどじゃないけれど、憂える街に立ち上がりたいという意気込みだけはある。

ウルトラマンのカラータイマーのように、制限された時間や世情が立ちはだかる。都度、 変身はしないけれど、僕は昼と夜を使い分けている。

アナタの寝ている時間に動いている。
そんなところはヒーローに近いのかも知れない。


※今日のヒトコト
先生と呼ばれるくらいなら、 ヒーローの方がずっといい】


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