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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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日曜のワインセミナーを終えると、いつもなら「よければ店を開けましょうか?」などと皆さんに働き掛けるのに、すぐに自宅に戻った。土曜の店が終わって、そのまま店で寝て三宮を彷徨き、セミナー講師に就いたからだ。

ブログへの書き込みにもあるように、3日は誕生日だった。42歳。何となくこの歳になって、突然何かが変わったとも思わないが、その書き込みもメールにも、嬉しい気持ちは変わらない。とても有り難いことである。

去年の今日、5日に書いたサイト日記にも書いてあるが、例年店には誕生日を知って来る人はほとんどいない。メールだけは携帯にもPCにも多い。そしてその中には「たくさんのお客様に囲まれておられることでしょう」という気遣いがあって、店には遠慮しておきますということになる。そう言えば、バレンタインもクリスマスも年末年始にしても、僕の店には人が来ない。イベントを避けて、秘やかに「そう言えば○○だったね」とやって来る。そういう人々との付き合いは、必然的に長くなるというものだ。

生まれた時刻を知らない。過去の日記で書いたかも知れないが、覚えていない。そうなると大抵、0時を過ぎた頃に「ハッピーバースデー!」と送ってくる。まぁ、生まれた時間に送られても少々気持ちが悪い。母親に聞いてみるか。

近頃、親を想うタイミングが多い。今年の誕生日で印象的だったメールには「志賀さんが生まれた瞬間に、お母さんになったのですよ」と書いてあった。当たり前だけどとても暖かい感じがして、親というモノを考え直す時間を持った。遅すぎる感はあるが、今更ながら僕は、そういう歳になったのだろう。

2日のとても早い時間に店に来たラグビー選手タケと翔太は、すぐに先輩OBからの呼び出しがあってトイレを使っただけで出ていった。それは癪だから?「オレ、明けた3日誕生日やねん」と言うと、タケは驚いた顔をして固まった。こういう顔をするときのヤツは、何か考えがひらめいたときだ。

その後来たお客様にも帰り際、「あと一日違ったら誕生日だったのに、残念」と言った。「おめでとうございま〜す」と彼女達は出ていった。

0時になってすぐ、店に入ってきたSさんやさっきの女性達。行った店で合流した彼等とケーキに火を着けて、ハッピーバースデーを歌いながら戻って来たのだ。彼等が出て行き、もう店を閉めようかという時間になって、やはり今年もコチラから何も言わないで来た「おめでとう」のお客様は無かったかぁと午前2時、片付けを始めた頃、「ハッピーバースデー!志賀さん」と戻ってきたのは、神戸製鋼OBの道埜と、トイレを借りただけに来たと思ってたタケと翔太だった。

男4人でまたケーキを食べた。気が付けば、もう僕の誕生日なんてどこかに行って、真剣なラグビー話になっていた。イベントを避けて後日来る人々同様、そういうところが僕の店にはある。意図的な集客が不器用な僕に、嬉しい話だ。

3日、土曜日。やはり誕生日を知る人は無し。メールは多し。

そして4日、ホテルトアロードのワインセミナー。終盤に、ホテルからの配慮のデザートとキャンドル、30名近いセミナー参加者やスタッフよりまた「ハッピーバースデー」の合唱をもらう。久しぶりに女性達から「トシヤ〜」などと歌われ、今年の誕生日もいい思いをした。

42歳のソクセキ。始まったばかりだ。


※今日のヒトコト
【でも、昭和39年6月3日はやっぱり、 サンキュームーミンと覚えてね!


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