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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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日曜日家にいて、あちらこちらに桜の見える須磨の山を眺めながら、少し時間ができた。目の前にはお客様からいただいた「せんねん灸」がある。

身体が辛いなと思ったとき、僕はラグビーの後遺症だろうと、大概リハビリセンターでスポーツマッサージを受ける。それがおそらく、自分が歳を取ったと認めたくないちょっとした抵抗で、街のクイックマッサージにも行かないし、ピップも貼らないし金のブレスもしない。だから当然、お灸なんて縁がなかった。

その昔は「そんなことしてたら、ヤイト(灸)据えるよ!」というのが、子供のイタズラへの警鐘だった。僕が小学校の頃でも、もうそれがなんとなくやられたらイヤなことだというくらいにしか認識がなかった。藻草に火を着けている人など、見たことがなかったからである。中学に上がって、腕に火傷のあとがあるヤツらに「ヤイト据えられたんか?」と聞くと、「これは根性焼きや」と自らタバコで根性試しをしたことを自慢するヤツが増えたが、今から思えば、ヤイトを据えられたことを隠していたヤツだったのかも知れない。

そして、目の前にはお客様からいただいた、せんねん灸。パッケージも今で、『今までの熱いお灸のイメージを変えた、最も新しいタイプで若い人に見直されたワンタッチのお灸です』と書いてあり、症状に合わせたツボの表もある。170個も入っているそれは、こんな切っ掛けでもないとお目に掛かれない代物だ。少し怖いが、これで楽になれば儲けモノである。

で、試してみた。昔より気軽で、煙は出るが全然熱くないというものらしいが、身体も楽になった気もするが、効いた感じも残らない。端的に言えば、入口を広くした、いかにもこれが時代を感じさせる。

キツイあとには楽がある。 辛く厳しい日々の鍛錬には、素晴らしい結果が待っている。 近頃それは流行らずに、悪さすると追いかけてきた街のガンコオヤジや、「ヤイト据えるよ!」と怒鳴りつけた親は、もういない。

社会にお灸を据えられて、もろく崩れ去りたくはない。

ただ、せんねん灸以外で、免疫をつける奔走の日々だ。


※今日のヒトコト 【 15日(土)バーテンダーズナイト Vol.4 男前編!

(問)男前だけが来ていい、ハードゲイナイトではないのか?

んなわけねぇだろ 20歳代独身男前がバーテンをするという会である だから必然的に女性もやってくるわけだ そして徐々に浸透してきた、BBTシャツを着ている人が溢れ、着ていない人はモグリだと責められ、自ずとTシャツ購入、あぁメデタシメデタシという図である こういうことをデザイン(目論見、企て、謀略の意)と言うのだ 言うのか?ともかく、どなたも参加OKである】

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