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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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木曜昼に、お笑い帝国Y興業の偉い人と話す。神戸のスポーツチームパートナー企業だが、思うところを話させてもらった。改造計画第一歩である。

元神戸Steelersのワールドカップ・ベストゴールアーティストHから、新しいロゴの相談を受ける。トレードマークを創ることを快諾した。現役時代の勇姿を知って、今頑張ってるヤツを見ると、その想いに僕の心は動かされる。

夜、早い時間にSteelersの現役からメールが入る。神戸を出る選手の送別会だそうだ。20時半を過ぎてドヤドヤとやってきた面子を見て、僕は嬉しかった。強い時の神戸は、勝っても負けてもみんなで飲んだ。しかし近頃は若手は若手で、ベテランはベテランで、一緒に飲んでも数人で、それぞれが同じ場でぶつけ合う会話など少ない。いや、皆無に近かった。

この日は違ってた。現役選手のベテランと若手。チームスタッフ。最近引退したOB。チームを離れる者。そして、現役復帰する者。それぞれが言いたいことをぶつけ合う。まだそういった場に慣れない者もいるから、やっとスタートラインに立った者もいたが、とても有意義な時間だったんだと思う。

奥のソファ(7人くらいまで座れる)にカウンターのイスやスツールを持っていって、知らないで来るお客様にはビックリされる光景だったが、こんな日もアリだろう。たまたま来ていた、元大リーガーのYクン(41歳、でもまだ現役!)が「ええことですよね あんなん最近無いわぁ」と羨ましがってた。神戸スポーツそれぞれの、夜はゆっくりと更けていった。

ネゴという略語がある。ネゴシエーション、交渉、折衝の意味だ。しかし日本では、それはネガティブな意味合いに取られる場合がある。物事に取り組む時に、障害を避けるため予め主要な人物に「OK」をもらうべく働き掛けるのだ。悪しき伝統は談合だが、そんな密談のようなネゴは根回しでしかない。

その時間の「目撃者」が幅広くいる場で、コミュニケートする。それは意味のある、本音の対話だ。彼等が最後に笑える日は遠くない。そう信じたい。


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