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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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※今日のヒトコト
【僕の知人にはブログをやってるプロスポーツ選手が多いが、WBCについては意外と深くは掘り下げていない それはおそらく 「いつか見ていろ、俺も」というちょっとしたプライドがそうさせているんだと思う  その感覚はアリだ】

また冷たい雨が降る水曜日。ここのところ飛び石だ。スケジュールの調整が上手くいかないで、ジレンマの祭日明けとなる。

店。早い時間に3歳児・南條カンタが来て、男同士語り合う。ヤツの中では僕は父親の先輩と言うよりは、友達のようである。「一緒に座ろう!」と何度も言う3歳児に、僕も遊んでやっている感がない。世代を越えた友達感は、忘れかけていたモノをたくさんくれる。女性好きなのも共通項である(^_^)

遅掛けに、カズオさんが来た。ここの子供は小学生で別嬪姉妹であるので、いつか彼をお父さんと呼ぼうと目論んでいるのだが、それはいつも断じて却下される。志賀だけには、絶対に娘をやらんという口癖の、ちょっとおさる(モンキッキー)似の独り酒好き男である。

自分の全く知らない世界には、当然未知数の驚きがある。カズオさんは釣り好きだ。仕事が無ければ、週末のまだ外が暗い朝から、必ず淡路辺りで釣っているらしい。僕の釣りと言えば、琵琶湖に雑魚を竹の竿で釣るくらいの、小学校時の記憶しかない。釣り人口がどれくらいで、どんな層に指示されているのかなど全く知らないが、相当カズオさんが釣り好きなのは判った。

「それは、ナンですか?」

他のお客様と会話している間、ずっとカズオさんが見ていたパンフらしきものの表紙には「投魂物語」と大きく書いてある。投げ釣り用のカタログだそうだ。表紙には「ダイワ投げカタログ」としか書いていない。「投げ」に命を燃やす人々の、総合カタログ……写真は、今まさに海に向かって投げようとしている男が写し出されていた。こうなると、コピーはオドロキの宝庫である。

裏表紙の見出しは『心をまげるな、ロッドをまげろ!』……竿はロッドと言うらしい。その後の文言も凄い。「〜世知辛い世の中、強い風に向かって息を止めて歩くような厳しい日々が続いています。しかし、我々には、投げ釣りがあるじゃないですか。ひとたび海へ行けば、こころが自由になる投げ釣りがあるじゃないですか!」……強引な語り掛けは、世代対象が解ってくるな。

そして、朝靄の掛かる港の写真に書いてある、理解に苦しむ言葉。「都市港湾にありても、捨て石の水路角は潮あやのできる好ポイント。できればビッグマコだが、突如、走るフッコもちょっとウレシイ真冬のお客。」……肥満マコちゃんと、走るフッコちゃん。魚の種類だそうだが、僕は出会いたくない。

最後に、釣り好きにはたまらないコピーを披露しよう。

全釣域、キスと対話。新次元のキス釣りを創造するキススペシャル!

キスの嵐が吹き荒れる!
世の中には知らないことが多すぎる。


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