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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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※今日のヒトコト
本日春分の日 婚礼出席のため、21時より開けます

家を出ると黒い洋服を着た女性達にたくさん出会った。でもそれは葬式じゃなくて、入園式がえりだと子供達を見て解った。あぁ、春である。

月曜午後から、大阪に出向く。カフェライブのトレードマーク、フライヤーの打ち合わせ。ヴォーカリストとして、僕のファーストライブだ。嘘じゃ(早っ)。エコロジカルを考える大義で、関西若手アーティストのプロモーション的カフェイベントツアー。第一回が4/22(土)、大阪靱公園のジ・アースカフェにて行われる。神戸でも、既に2カ所の候補が上がっている。おそらくそれは、国が推奨するエコまでにも発展するイベントになるらしい。

夕方、神戸市役所にて打ち合わせ。典型的なお金持ちの食事風景のような(長く大きいテーブルにイスが向かい合わせでたくさんある 会話するのもちょっと遠い)VIP対応室で、お話をする。たまたま日曜日に、須磨浦ケーブルで山頂展望台に登ったが、その時の感想が役立ちそうな今度の仕事である。

須磨浦ケーブルをご存じか?もうレトロ感一杯の施設である。

国道を須磨から塩屋に抜ける途中山側に入口がある。僕にとっては、検問要注意の場所だ。駐車場に入れて、ケーブルのチケットを券売機で買う。ケーブル、カーレーター、リフト、展望台入場料などがセットのコースが安い。ケーブルは所謂ケーブルカーで、上りが「やまひこ」、下りが「うみひこ」と安直な名が付いている。山頂から展望台には散策道を歩けば大した距離ではないが、そこを二人乗りでコンベアに乗って上ってゆくカーレーターがある。ちなみにカーレーターとは、エスカレーターの車版という意味だろう。やはり安直ぅ〜。

展望台には1Fにカレーやナポリタンのロウサンプルが眩しいレストラン。2Fには時代錯誤も甚だしい内容のゲームセンター。そして3Fにはお決まり、100円双眼鏡装備の回転展望台。床がゆっくり回るのです。おおよそ30年前に、一世を風靡したシステムだ。あぁやっぱりレトロ。

音楽はというと、日活ニューフェイス、ゆーじろうチックな俺は待ってるぜ的トランペット曲。夕日の落ちる明石海峡に「完」の文字が出そうなシチュエーションを堪能できる。館内説明アナウンス(と言っても録音再生)は、おそらく何十年か前の美空ひばりの子供の頃のような、「♪オラは死んじまっただぁ〜」的な甲高い声である。う〜ん、レトロトロ。

遠足気分で買った売店のあられも、賞味期限が怪しい。そこで働いてるオジサンやオバサン達も、ほのぼのとしていていいんだけれど、新しいモノには鈍感な印象だから、そこをまとめる若手がいた方がいい。置いてあったチラシも、神戸空港とのパッケージ(摩耶や六甲、布引、そして須磨の4カ所ケーブルがあるから、それぞれの景色と、空港の離発着が楽しめるという主旨のパンフ)の分は、新しいテイストだが、昔からある山頂遊園地、まさにチラシ!の手書きグラフィック感。そのキャラクターは、週間新潮はただ今発売中ですのCMに出てきそうな、こけしチックな男女の絵。あー、レト……古い!古すぎる!!

と言っても僕は否定的ではない。本当に懐かしい、小学校の頃を想い出せるし、街ではもう見ない風景にタイムスリップできる。だからちょっとした切っ掛けで、それらの施設は皆が訪れる場所になるんだと思う。

で、僕は市の絡む施設のデザインを担当することになった。須磨の一件は、僕にヒントをたくさんくれたが、いつかあそこも人が溢れる場所にしたいと思う。


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