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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
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※今日のヒトコト
野球、人気復活か!?

土曜日、また強い雨が一日中降ってせっかくのイベントに、まさしく水を差す気配を懸念しながら、店のオープンへと三宮に向かった。

イベント開始20時前、準備を始めるとまず飛び込んできたのはラビット吉川。色々在処を探りながら、結構本気でこの日のバーテンダーに取り組もうとしている。メジャーカップの使い方。リキュールの比重の話し。カクテルバリエーション。ビルド、サーブの仕方など、40男が子供のように目を輝かせて聞いてくる。程なく、ジョージ健太がやってきて、何やらリュックから出してきたものは、手書きのメニューだった。カクテル数種。その一つ「Steelers」、なんだそりゃ。

と、ここまで書いて午前中は寝た。WBCを観ながら書いている。

ゆっくり思い起こしている。健太は最初からレギュラー、ラビットにしても2回目だ。僕のように独りで働いていると特に、人の成長過程を見ることもない。前よりも知ろうとしているし、喜んでもらおうという姿勢が感じ取れる。ルールの解らないまま投げ出されたフィールドから、その競技(ではないが)を純粋に楽しむことを覚え始める。日々繰り返されて慣れきった僕等が、惰性で時間を費やす虚しさを抗う、大切な時間をもらった気がする。

目の前の人が笑う。会話が弾む。初めましてから、また会いましょう。

至極シンプルな僕の記憶が蘇る。端から見れば道楽的イベントかも知れないが、このバーテンダーズナイトには意味がある。オリジナルカクテルを考案し、サーブした健太。スタンダードの作り方を伝授し、初めてのマティーニを振る舞ったラビット。途中から合流したインド人キランのフランクな気遣い。健太のカクテル、僕の作ったマティーニ、ラビットのソルティドッグ、インド人のオリエンタル?カクテル、誰も飲まない越乃寒梅、白ワイン……あとは何を飲んだのか覚えてないが、自分の仕事を客観的に見られる機会を幸せに思いながら、WBC日本の試合を観ていた。

それにしてもWBC。雨で中断45分は長い。それは土曜のバーテンダーズナイト、ラビットと健太のドリンクが出てくるまでの時間くらいに長かった。


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