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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
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※今日のヒトコト
今日は、第二回加納町志賀杯バドミントン!

土曜の朝、日記のネタに思い付いたことを、二度寝の誘惑に駆られたお陰で忘れてしまう。日中なら、携帯電話が僕のメモだ。しかし文字をただ機械に向かって打ち込む時代に、ペン・筆を持つことをできる限り習慣にしたい。余裕があれば、紙に書き留める。あぁ、思い付いたことは何だったのか。

しかし、店でのお客様との会話でそれが分かった。タイトルの話である。

東京から神戸に戻ってきたサントリーの石尾くんによると、もう銀座でも老舗と呼ばれる店以外は二極化してきているらしい。大阪の北新地もその波が来て久しいが、高級店とリーズナブル店が多く存在するらしいのだ。それは故郷の京都・祇園にも通じる話で、「そこはいつか行ってみたい」という憧憬の場所であって欲しいのに、若年層、年配問わずに緊張感のない街になったのだ。

そう考えると、神戸は元々様々な店が混在する。しかし、震災まではそれぞれに個性が溢れていて,それが街を造り上げていた。だから、安売りの殿堂ドン・キホーテや、シアトル系カフェ、空き地のコインパーキングが増えたのは、どこにでもある街のようで寂しい感じがする。

三宮手帳というものがある。三宮にある飲食店は当然、映画館や公共施設、タクシー会社の電話番号、電車やバスの時刻表まで付いている。三宮の文具店や一部の書店で2,000円ほどで売っている。売れ行きは知らないが、基本的に掲載は無料だから、少し大きめ掲載の飲食店広告料で成り立っているのだろう。便利なモノには違いない。意外に、サントリーの営業マンは知らないようである。

過去日記に書いたかも知れないが、OKを出していないのにそれに勝手に載せられたことがあって、発行元の社長とやりあったことがある。「僕の店は家のような場所です アナタの携帯番号を皆に知らされることと同じですよ!」と話して掲載は終わった。3年後、お客様に連れられて来たその社長さんとは、今では仲良くさせてもらってる。いつの時代も、本気で話し合える関係は続くものだ。

そういった手帳だから、いつも年末には店の電話番号に掛けて、その店があるのか無くなったのか、移転したのかを調べなければならない。その社長さんによると、商業地域の広さとそこにある飲食店比率が高い三宮に於いて、この10年で一番、2005年は最悪の結果となったそうである。

なんと一年間で500軒以上、店が無くなった。

想像を絶する数だ。そしてそのほとんどが、バーらしい。バーは、一番簡単に運営できると思われているフシがある。しかしシンプルなものほど、意外と誤魔化しは利かないものだ。バーはそれほど簡単ではない。 業態を変えて飲食に関わっている人もいるから、無くなった店の分、また生まれ変わった店もある。しかし、店が固定しない街は、アウトレットモールや商業ビルのように寂しい。

店が家だと思って欲しい。簡単には潰せない。


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