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■ 中毒性日記 2005
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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※志賀速報!【4/29〜5/8ゴールデンウィークの休み予定 おそらく、1と5と8日は休むでしょう……中途半端やなぁ】

ゴールデンウィーク突入直前の木曜日、快晴である。車を洗って街に出る。

葉巻を買いに元町に行くと、中華街は人が多い。これまた活気がある大丸でPaulのパンを手に入れ、同じ地下にあるまぐろ亭カウンターで中トロ丼・ゴマ醤油タレがけを頬張る。ここは、たまに来る。手軽に旨いじょ。

また太陽が照りつける地上に出た。百貨店のウインドウに映る自分に「痩せたか?」と、昨日のスポーツ選手にも言われたことを思いだしていた。不思議と体重はキープしている(今は73kg)のでトレーニングの成果だと思い込もうとしているが、やはり年齢のせいだと思う。シャープならばいいが、やつれたと言われないように、もう少し筋肉を付けないといけないな。実はみんな気付いていないが、白髪も増え始めた。そのうち髭も白くなりそうである。

メリケンパーク神戸海洋博物館に行き、「震災10年 神戸からの発信」事業の一つ「タイムズ メリケン〜神戸からの発信館〜」を見に行く。知人が参加・運営しているクリエイター各部門や、神戸ケーキ店ブースとカフェ、志賀のお客様でスポーツに熱い日比野克彦さん作記念Tシャツ(有名人やサッカー・ヴィッセル神戸選手のサイン入り)や神戸みやげなどが売っていた。

イベントは導線、そこへのアプローチ演出が重要である。箱(会場)はイイものを作っても、そこに来てもらわなければ意味がない(その対極は12月のルミナリエだが、あれは元町駅を降りて三宮駅に向かわせる導線を確保する余りに、人が神戸から逃げてゆくからそれも考えものである)。単独ブースに吸引力のある催し、及び物販があればそれも可能性があるかも知れないがそこまで甘くはない。なぜならほとんどの人(観光客や地元住民)が、「三宮・元町で事足りる」と思っているからである。それは商業施設、物販店や飲食店にも言えることだ。

中身の良し悪しは蓋を開けてみなければ判らない。そのために購買層に手にとって貰えるパッケージを作るように、その導きに働きかけることが必要である。それを「パブリシティ」に頼ることも一つの手段ではある。しかしクーポンチケットの淘汰された時代に、割引などと中途半端な広告宣伝は逆効果である。そこを知ってもらわなければ意味がない。三宮や元町にないことを知らせることだ。

木曜の店で、お客様と話した時に僕が言った。「店は映画みたいだ」と。映画は人が選ぶものだ。エンターテインメントを見たければ、ハリウッドが手っ取り早い。アート系を見たければ、先入観のない俳優と単館ロードショーがいい。レトロ感溢れるリバイバルは、映写機のカタカタ言うニューシネマパラダイスみたいな場所を探せばいい。つまり、店はそこにいる役者(店員やそこに来る人々)か、描かれる風景(インテリアや内装、アプローチ)か、ともすれば前評判(あそこは良い店だと信頼すべき人が言っていた)かで、選択肢は人にある。その人がスクリーンに想いを投影できたり、自分と重ねたりして、映画館を出るときには主人公の気持ち(ほら、ヤクザ映画の後の肩で風切るような)になったりするわけだ。イベントもそういうモノであって欲しい。

木曜日から、秋に元町でオープンするカフェのコンセプトデザインに入った。今日の日記に書いたことを忘れずに創りたい。その店に働く人のキャスティングと、そこを心地よく出てゆくお客様を想い描きながら……。

ちなみに店は、主人公が僕の「一人芝居」である。静かなのは仕方ない。


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