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■ 中毒性日記 2005
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
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少し雨の降る夕方の神戸は、なぜか車がまばらである。

朝方、また「神戸対NEC」をビデオで観た。巻き戻しのメリットで、色々発見した。選手全員がもみ合いになった試合終了直前乱闘シーンは、まずNECフランカー、グレン・マーシュ(188cm102kg)がラックの中で神戸の選手にアッパー気味に殴った(その何分か前に、神戸No.8ロン・クリビーとの布石はあった)のが発端だ。3番・いぶし銀清水ペペが「止めなさい」と押す。途中交代で入った22番竹下がマーシュの頭を更に押さえる。笛の鳴ったあと、マーシュは竹下に殴りかかった。(竹下はどこに行っても、いじられキャラである)

それを見て画面右から「俺のチームの人間に何しとんねん!」と言わんばかりに飛び込んできたのは、フッカー2番の松原キャプテンである。その間に入って制したのは7番伊藤剛臣と6番野澤。野澤はマーシュに殴られそうになるが、間一髪避けた。またその姿にとんでもないスピードで殴りかかったのは、やはりSteelersの平井堅ことロン・クリビー(194cm110kg)であった。途中退場していたベンチコート姿の苑田も割って入るし、実は前半最初にマーシュともめていたのは伊藤剛臣だったくせにクリビーをなだめていた。フィールドの選手全員が固まり、もうめちゃくちゃであった。以上、ビデオで確認しました。

確かにラグビーには関係ない部分、人を殴ることは良くない。そう言えば、日曜一緒に観ていた同じマンションのKクンが「せっかく勝ってるのに、止めろよ!」と冷静に言っていたな。その通りだと思う。反則も取られ退場だってある(マーシュは退場、クリブは10分退場)し、拮抗した試合なら全く無駄な行為である。ただ、その時僕は画面を見ながら笑ってた。「このオッサン変やな」とKクンは思ったのかも知れない。しかし僕には解った。ビデオで何度も巻き戻して観ないと事の詳細は解りにくかったが、キャプテン松原がマーシュに食ってかかったのには訳があると思っていた。キャプテンが、だからである。

ラグビーは一説には野蛮だ、ケンカみたいだと言われたりするが、ちょっとしたエキサイトシーンはあって当然だと思っている。ラグビーには健全なるスポーツマン精神と共に、健全なる「男」の精神が宿ってる。殴ることを奨励しているのではない。意味無く殴られることに、高校生のように「プレーで返そう!」と声掛け合うには、このスポーツの大人にとって『組織に対するプライド』が大きいのだ。陣取り合戦、ラグビーが「戦い」に近いと言われる所以がそこにある。

熱くなったあの男達を観て僕は、仲間を愛しチームを背負う気持ちに火がついたように見えた。 30日の2回戦、「健全なる男達」に期待する。


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