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■ 中毒性日記 2005
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
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※志賀速報!
【その1 本日 YTV特番「阪神大震災から10年」神戸の100人にVTR出演……14:30〜15:00くらいらしいです。僕は観られません(T_T)
 その2 1/17(月)神戸新聞朝刊の「震災と企業(?)」紙面広告のどこかに、僕のタイトル筆文字と写真、文章が載ってます 探せるかね】


どうやら、このサイトウォッチャーは「動物ネタ」がお好きな方が多い。そんなに僕の車に乗る「ボンネット猫」が面白いのか。今日はその辺を論じてみたい。

僕が帰る午前3〜5時くらいはこの時期、ヤツらの格好の餌食となるのだぞ。ちょっとした我慢比べだ。エンジン切ってからしばらく僕は降りないで様子を見る。数分して表に出ると、どこからかヤツらはこっちを見てるのだ。朝方なのに僕はそこにしばらく立ちつくし、ヤツらとのにらめっこが始まる。俺は何をしているのだ?と毎回思う。ヤツらは僕の車をヒーター代わりにしか思っていない。

ペットボトルに水を入れて並べたところで、イマドキの猫は怯みもしない。むしろ「あら、イイとこに鏡があるニャン」と化粧をする勢いである。考えてもみたまえ。そんなペットボトルなど、下町の路地裏でしか見かけない(ペットボトルの家かと見間違うほどに、家を囲んでいるモノもある)し、都会の猫は進化しているから、また新しい対策を練らなければならない。ゴキブリだって、殺虫剤をヘアスプレーくらいにしか思っていない(多分)のだろう。

そもそもあのペットボトルは、映る自分の姿を見て驚かせようとしているようだが、それならボディ素材をミラー仕上げにすればいいのだ。いっそのこと、鏡にしろとメーカーに言いたいが、あかんな、事故多発やわ。

そこで僕はある対策を、佐藤B作(吉田栄作でも可)くらいに思い付いた。題して「両サイド猫まんま作戦」だ。僕の車の両側にはメルセデスとトヨタがいる。僕より少し前に帰ることの多いと推測されるそのメルセデスは痛くなったらすぐセデスほどにメルセデスなんだけど、大抵3匹の野良猫がボンネットで暖をとっている。お気の毒なほどに足跡が、子供部屋の壁紙のように付いてしまっている。そのせいかそのセデス(あ〜、とうとう省略しちゃた)は、いつも「足跡を目立たせない計画」ほどに汚れたままだ。僕はイヤだ。そんなのはイヤだ。

だから題して「両サイド猫まんま作戦」を決行する。つまり両サイドに鰹節一杯の、佐藤竹善ほどの一膳(じゃなくてもいいが)の御飯を置いておくのだ。

僕が朝方駐車場に帰ってくる……。僕はすぐさま両側に猫まんまをセットする。ヤツらは「また僕らの『ヒーター』が帰ってきたニャン」と思っていたら、ナンと目の前には猫大好き猫まんま東状態のご馳走サマンサが。これは葛藤である。山田優と黒木瞳に両腕を引っ張られている気分くらいの選択だ。

とりあえずマンマ(省略)にむさぼりつく彼らを見ながら、安心して僕は家に帰る。彼らが食べ終わった頃にはボンネットは冷めていて、汚されることはない。中には、どっちにしようか選びきれずに、「あれ?あの子、ブチになったわよ」と思われる、円形脱毛症になってしまう猫もいるかも知れない。

面白いから、近い内にやってみようかな。いや、実は僕も葛藤である。それに味を占めて、3匹が数10匹になってしまうと住民に怒られそうだからだ。

一冬くらい、ヤツらに優しくしてやろう。
イナバ物置くらいに、乗ればいいさ。


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