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もう12月目前の月曜日、ホンマに早い月日である。
オリックスバッファローズとなったチームの選手に言わせると「オリッテツ（近鉄の鉄）」らしい。吸収合併と言えば昔、日本ウエルカムとグラクソがくっ着いたと思ったらスミスクラインビーチャムに吸収されて、今はスミスクライングラクソ（やったっけ？）になった。お客様がいるから、誰が気の毒で誰が良かったのか把握するのに時間が掛かったものだ。あぁ、MR、製薬会社の話だ。組織ってのは皆同じ色になっちゃ面白くないから、そんな合併でも、ポジショニングを知ってるヤツが強い。オリッテツでも、ジャイガースでも関係ない。
LCB（ル・コルドン・ブルーだと思った人は麗しのサブリナだ）の横山やすしクンと、アジの平木クンが店に来ていた。「なぜ、志賀さんは角が好きなのですか？」と、サントリーの角瓶を指差して言うので「カクカクしているからだ」と斯く斯く然然語った。12月11日は『角瓶タンゴナイト』だから、興味のある人は来なさい、と宣伝しておく。変な会になると思う。
そのLCB（ルッキング・カムバックだと思った人は、英語を間違っている）の彼らの上にいるのが、よく日記に出てくるラビット吉川なのだが、この日判明した。横山やすしクンは、ラビットと話し方が似ている。そしてその横にいる、平幹二郎みたいな名前のアジの平木クンも、笑うときに手を口に持っていく姿がウサギっぽい。入社してから似たのか、似ているから採用されたのか興味がある。
LCB（ロンリー・ココナッツ・ボーイズ……ショーパブか？ホントはルシェルブルーの雨傘……この高度なボケは解らんか）の面接担当は、ラビットだったそうだ。多分彼のことだから、ウサギの王国を創りたかったんだと思う。
おおよそ、ブチック（死語）の店頭に立つ風貌ではない彼らではあるが、そのらしくない姿に安心したりする。裏方と言うとネガティブに聞こえるが、縁の下のナントカという感じがする。華やかに見える世界にも、必ず支える人がいる。それが裏でニンジンを囓りながら働いていようともいいではないか。
僕は、そんなニンジンが好きだ。なんじゃ、そりゃ。
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